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リコー、起動5秒のSVGA対応エントリー向けプロジェクタ

RICOH PJ K110
3月12日 発売

価格:オープンプライス

 株式会社リコーは、SVGA(800×600ドット)対応のエントリー向けプロジェクタ「RICOH PJ K110」を3月12日に発売する。価格はオープンプライスで店頭予想価格は8万円前後の見込み。

 リアル解像度SVGA対応のビジネスプロジェクタで、同社のエントリー向け製品であるXGA(1,024×768ドット)対応の「IPSiO PJ X2130B」、WXGA(1,280×800ドット)対応の「IPSiO PJ WX2130B」をベースにラインナップを拡充するもの。

 電源投入からランプ点灯まで5秒で起動。オプションの3Dメガネを導入することでフレームシーケンシャル方式の3Dステレオ映像にも対応する。

 主な仕様は、方式が48万画素/0.55型の単板DLP、コントラスト比が2,200:1、輝度が2,800ルーメン。投写距離は1.19~13.11mで投写画面サイズが27.46~302.8型。投写レンズは焦点距離が21.8~24mm、F値が2.41~2.55。ズームおよびピントは手動。

 リアル解像度はSVGAまたはVGA(640×480ドット)で、1,600×1,200ドット/1,280×1,024ドット/1,280×800ドット/1,024×768ドットの入力を圧縮表示することも可能。インターフェイスはミニD-Sub15ピン入力、ミニD-Sub15ピン出力、HDMI入力、Sビデオ入力、コンポジット入力を装備。2Wモノラルスピーカーやファームウェアアップデート用のUSBポートも内蔵する。

 本体サイズは286×208×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.5kg。専用のキャリングケースやRGBケーブル(1.8mm)、電源ケーブル、リモコンなどが付属する。

(多和田 新也)