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理想科学、高速化/低消費電力化した印刷コスト1枚・1円のモノクロレーザー

「Prioa LP2100DN」
3月10日 発売

価格:オープンプライス

 理想科学工業株式会社は、印字コスト1円/1枚のビジネス向けモノクロレーザープリンタ新製品「Prioa LP2100DN」を3月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は113,400円前後の見込み。

 長寿命のアモルファスシリコンドラムを採用することで部品交換の頻度を下げ、トナーのみの交換で利用できる期間を長くすることで、A4印字コストを1円/枚に抑えられることを謳うPrioaシリーズの新モデル。A4モノクロレーザープリンタの従来モデルとなる「LP2020D」から通常使用時やスリープ時の電力を低減し、TEC値では約23%低減させたという。エンジンの高性能化により印字速度も35ppmから40ppmへ高速化したほか、標準トレイの給紙枚数を500枚から550枚へ、トレイ増設による最大給紙枚数も1,600枚から2,850枚へ向上させた。

 また、印刷枚数が多いほど低単価化する「リソグラフ」シリーズと連携し、多枚数印刷時はリソグラフ、少枚数印刷時は本製品へと、コストの低い出力先へ自動的に割り振る「RISOハイブリッド・プリント・システム」に対応する。

 主な仕様は、印刷解像度が1,200×1,200dpi、印刷速度が40ppm(A4/片面)、自動両面印刷対応、ファーストプリントが15秒以下、対応用紙がA5/B5/A4、給紙枚数がトレイ550枚/手差し100枚。CPUはPowerPC465、メモリは512MB搭載する。メモリは最大1,280MBまで増設できる。

 インターフェイスはUSB 2.0およびGigabit Ethernet。ストレージ用インターフェイスとしてUSB、SDカードスロットも備える。対応OSはWindows XP以降/Server 2003以降およびMac OS X 10.4以降。

 本体サイズは380×416×285mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約13.5kg。

(多和田 新也)