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日本HP、印刷速度が2倍となったモバイルインクジェット
(2016/4/6 13:24)
株式会社日本HPは、持ち運び可能なモバイルインクジェットプリンタ「OfficeJet 200 Mobile」を5月下旬に発売する。税別直販価格は24,800円。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1/10、およびOS X 10.8以降。
本体サイズが364×186×69mm(幅×奥行き×高さ)、重量が2.1kgと持ち運びが可能なサイズを実現。モノクロ10ppm/カラー7ppmの高速性を実現し、従来製品の「OfficeJet 100 Mobile」から印刷速度が2倍に向上した。新たに2型のモノクロディスプレイを装備し、各種操作をサポートする。
加えて、電源を内蔵し、オプションのバッテリも背面ツライチで装着できるようになった。満充電時の最大印刷可能枚数はモノクロ500枚で、競合と比較して5倍以上を実現。ACケーブルのほかに、USB経由での充電も可能となった(だだしUSB充電しながらの駆動や、USBバスパワー駆動は不可)。
主な仕様は、解像度はモノクロが1,200×1,200dpi、カラーが4,800×1,200dpi、対応用紙がA4~A6/B5、封筒、写真用紙、はがき/往復はがき、給紙枚数が50枚。インターフェイスはUSB 2.0およびIEEE 802.11b/g/n対応無線LAN。
インクはHP62系で、印刷可能枚数および価格は、ブラックが約200枚/1,400円、カラーが約165枚/1,700円。大容量のHP62XLもオプションで用意し、こちらはブラックが約600枚/2,700円、カラーが約415枚/2,700円となる。
SOHO向けインクジェットも
このほか、ワンパス両面ADFスキャンができるスキャナを装備したSOHO向けインクジェット複合機「OfficeJet Pro 8730」、インクジェットプリンタ「OfficeJet Pro 8210」も同時発売する。税別直販価格は前者が39,800円、後者が19,000円。
8730はモノクロ24ppm/カラー20ppm、8210はモノクロ22ppm/カラー18ppmの高速性が特徴。PCL5/6/PS3レベルエミュレーションや、USBポートに接続したストレージからの印刷をサポート。また、8730はフェイスダウン排紙も特徴としている。
プリンタ部の仕様は印刷速度以外は共通で、解像度がモノクロ1,200×1,200dpi/カラー2,400×1,200dpi、対応用紙がA4~A6/B5、封筒、はがき/往復はがき、L判など。給紙枚数は普通紙が250枚、フォト用紙/はがきが50枚、封筒が30枚。排紙容量は150枚。8730のスキャナのスキャン解像度は1,200×1,200dpi、出力階調が24bit。
本体サイズおよび重量は、8730が499.5×530.1×327.3mm(同)/15.2kg、8210が498×419×204mm(同)/8.2kg。