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リコー、同社初ブランドの3Dプリンタを7,500万円で発売
~粉末焼結積層造形(SLS)方式を採用
(2015/10/27 13:14)
株式会社リコーは、同社初となる自社ブランドの3Dプリンタ「RICOH AM S5500P」を発売する。30日より受注を開始し、価格は7,500万円。本製品は株式会社アスペクトとの協業により開発を行なった。
粉末材料にレーザーを照射して焼結させる粉末焼結積層造形(SLS)方式を採用した3Dプリンタで、高精細かつ耐久性の高い造形物の作成を特徴とする。材料はPP(ポリプロピレン)に加え、ポリアミド(ナイロン)のPA6/PA11/PA12を利用可能。
造形エリアは550×550×500mm(幅×奥行き×高さ)で、大型部品だけでなく複数部品を作成できる。
リコーは2014年9月に3Dプリンタ関連事業に参入し、3Dプリンタの仕入れや販売、3Dデータの提供などを行なってきた。今回の発表により、自社製品の提供も進めていく構えだ。