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日本HP、ギネス世界最速70ppmのビジネス向けインクジェット
（2013/11/19 13:30）
- 12月2日 発売
- 価格：61,950～97,125円
日本ヒューレット・パッカード株式会社は、ギネス世界記録認定の世界最速ビジネス向けインクジェット「HP Officejet Pro X576dw」(複合機)、「同X551dw」(プリンタ)を12月2日に発売する。価格は前者が97,125円、後者が73,500円。
カラーレーザープリンタに対抗するインクジェットプリンタ。プリンタヘッド10連装でライン状に42,240個のノズルアレイを形成し、レーザープリンタと同様にラインで印刷。また、用紙に素早く顔料層を形成する新開発の速乾顔料インク、用紙搬送を正確に行なう給紙構造などを採用し、最速70ppmを達成した。
インクはブラックが9,200枚、シアン/マゼンタ/イエローがそれぞれ6,600枚印刷可能なXLタイプを用意。ランニングコストはモノクロが1.5円、カラーが7.5円とカラーレーザーの半分程度に抑えられるという。
インクの価格はオープンプライスで、直販価格はブラックが14,070円、カラーが各色13,965円。一定本数までインクが使い放題の定額のプランも用意し、さらなるコスト削減が可能としている。
このほか廃インク受け/廃インクローラーの搭載や、光学計測式ノズルづまり検知システムなどにより、印字品質を維持する。
X576dwとX551dwともにプリンタ部の仕様は共通で、解像度が2,400dpi、速度が最高70ppm。自動両面印刷に対応。対応用紙はA4～B6、L判、レター、リーガル、はがき、封筒など。給紙枚数は普通紙で給紙トレイが500枚、手差しトレイが50枚。インターフェイスはUSB 2.0×2、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN。
X576dwは、普通紙50枚ADF付きのスキャナを搭載し、センサーがCIS、スキャン解像度は1,200×1,200dpi、階調が各色8bit。コピー機能やFAX機能も搭載する。また、4.3型のカラーLCDタッチスクリーンを搭載し、PCレスで操作可能。
本体サイズおよび重量は、X576dwが517×399×517mm(幅×奥行き×高さ)/24kg、X551dwが517×399×414mm(同)/17.1kg。
このほか、印刷速度が最高55ppmの下位モデル「Officejet Pro X476dw」(複合機)、「同X451dw」(プリンタ)も同時発売する。価格は前者が86,625円、後者が61,950円。
