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富士ゼロックス、空間清浄機を内蔵したカラー複合機
~トレイ1段分に収納
(2013/7/17 13:43)
富士ゼロックス株式会社は、空間清浄機を内蔵するカラー複合機2モデルを9月11日に発売する。「DocuCentre-IV C2263」シリーズの新規追加モデルで、プリント/コピーが可能な「DocuCentre-IV C2263 Model-P 空間清浄機付き」(1,134,000円)と、ファクス/スキャン/両面印刷にも対応する「DocuCentre-IV C2263 Model-PFS 空間清浄機付き」の2モデルをラインナップする。
2011年12月に発売したDocuCentre-IV C2263シリーズの2トレイモデルの下部に空間洗浄機を搭載。前面から吸気し、背面から上方へ循環させるエアフローで、内部には有機銀粒子を塗布した抗菌フィルタと抗ウイルスフィルタを組み合わせたバイオフィルタ、活性炭による消臭フィルタを搭載する。フィルタ交換時期の目安は24時間稼働で4カ月。
清浄風量が1立方m/分となる運転モード“強”の場合、30~50平方m程度の空間を1~2時間前後で清浄可能という。また、連続で5分間のみ動作可能な清浄風量1.5立方m/分の“ターボ”モードも備える。複合機のパネルから操作が行ない、空間清浄機のオン/オフ、風量調節、曜日ごとの稼働時間などの設定が可能。
富士ゼロックスでは年間2,000台の販売目標を掲げており、不特定多数の人が集まる病院や診療所、子供が多く集まる保育園、幼稚園、学習塾などでの利用を想定している。
同種の製品としては、シャープが複合機に取り付け可能なプラズマクラスターイオン発生装置を2009年から発売している。