.biz
ドスパラ、バッテリ非搭載の10.1型Windows 10タブレット
～常時給電環境向け、Windows 10 IoT Enterprise搭載
2018年4月20日 19:40
株式会社サードウェーブは、「Diginnos DG-BTL10IW」を法人向けに発売した。税別価格は68,000円。
Windowsタブレットはモバイル用途を前提に開発されている製品であり、満充電時には電源供給を止めることで、長期間安全に利用できるよう設計されている。
しかし、同社の調査によれば、企業内での実際の利用では、壁面への固定や機器への組み込みなどを行ない、常時給電で連続稼働させるケースが多く見られるという。
そういった、Windowsタブレットの常時給電利用では、内蔵するリチウムイオンバッテリの劣化が加速し、早ければ半年程度、遅くとも2年前後でバッテリの膨張などの不具合が発生し、製品交換が必要となる事例が多数あったという。
Diginnos DG-BTL10IWでは、バッテリレス仕様としたことで長寿命を実現。3年間のセンドバック保証が標準で付属する。おもな仕様やスイッチ/ポートの位置も、同社の既存の10型タブレットと同じため、リプレースも容易としている。
OSにはWindows 10 IoT Enterprise (LTSB)を標準搭載し、KIOSKモードを使って、電源オンで自動的にアプリを起動し、スムーズな運用が可能としている。また、Windows UIの非表示、接続機器の制限、記録領域への書き込み禁止、Windows Updateの抑制などの機能が利用できる。
ディスプレイは10.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶で、CPUはAtom x5-Z8350(4コア、1.44GHz)、LPDDR3メモリ4GB、eMMC 64GBを搭載。
インターフェイスはUSB 3.0、USB 2.0(給電用)、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、Mini HDMI、microSDXC対応カードリーダ、約200万画素Webカメラ、音声入出力。
サイズは260×168×9.6mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約455g。