東芝、最大容量512GBの2.5インチSSDを開発
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新開発のSSD |
2009年第1四半期 サンプル出荷
株式会社東芝は、業界最大級の容量512GBを実現した2.5インチSSDなど10製品を開発。2009年第1四半期よりサンプル出荷し、同年第2四半期より量産出荷する。
2.5インチタイプでは64/128/256/512GBの4モデル、1.8インチタイプでは64GB/128/256GBの3モデルの容量をラインナップ。1.8インチタイプではケース入りとモジュール型の2種類を展開する。
新製品は、43nmプロセス製造の多値NANDを採用することで、従来製品の約2倍の容量を実現したという。さらに、新開発のコントローラにより、多値NANDを高速/並列に動作させ、従来製品と比較してデータ転送速度を2倍以上高速化。最大読出し速度240MB/sec、最大書込み速度200MB/secを達成したという。
いずれのモデルもPCとの接続インターフェイスはSATA(3Gbps転送対応)。平均故障時間(MTTF)は100万時間、動作温度は摂氏0~70度。重量は、2.5インチモデルが66g、1.8インチケースモデルが44g、1.8インチモジュールモデルが15g。
なお、新製品は2009年1月8日より、米国ラスベガスで開催されるCES(コンシューマ・エレクトロニクス・ショー) 2009で展示される。
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2008_12/pr_j1801.htm
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(2008年12月18日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]