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ASUSTeK Jerry CEO、「Eee PC S101は世界最薄最速を実現したPC」
〜11月7〜8日は新宿でS101が当たる展示イベントを開催

ASUSTeK CEOのJerry Shen氏

11月6日 開催



 ASUSTeKは6日、「Eee PC S101」の発表会を都内で開催。台湾本社でCEOを務めるJerry Shen氏も登壇し、新製品の特徴や日本市場での目標などについて語った。

●国内で3年以内にシェアトップ3を目指す

 まず、Shen氏は、これまでのEee PCの経過を振り返り、「我々は、Intelがネットブックという名称を打ち立てるよりも前にこの新しいジャンルを築き上げ、先駆者として、革新的で使いやすいマシンをもたらしたことに満足している」とコメント。

 また、Eee PCシリーズは累計で400万台を出荷しており、リーディングブランドになっていることも自負。同シリーズが受け入れられたのは、ユーザーエクスペリエンス中心の開発を行ない、革新性を美しさを両立した点にあると分析した。

 今回のEee PC S101は、701シリーズ、900/1000シリーズに続く第3世代の製品に位置づけられる。第2世代の製品では、第1世代の不満点であった液晶のサイズ/解像度、キーボードのサイズ、バッテリ駆動時間などを改善。そしてS101では、それらを継承しつつ、薄さ、軽さ、美しさを追求。また、SSDの高速化技術も新たに搭載し、10型のノートPCとして「世界でもっとも薄く、もっとも起動が速いマシン」とアピールした。

 同社では、2008年末までに全世界で500万台、日本では60万台の出荷を目指す。国内でのシェアについては、まずは同社製品の良さや快適さをアピールする戦略だが、3年以内にノートPCでトップ3を目指すとの具体的な目標も明らかにした。

過去1年間のEee PCシリーズの実績 世界および日本でのEee PCの出荷実績と目標

 この市場にはNECや東芝など国内メーカーも参入してきている。この点についてShen氏は、日本メーカーの技術力は高く、我々も尊敬しているとしながらも、開発や新技術を取り入れるスピードは、我々にアドバンテージがあると述べ、新しいアイディアに基づいたものをいち早く投入していきたいと抱負を述べた。

 一連のウイルス騒ぎについては、同社が2008年1月から、製造部門を分社し、新しい外注先に製造を委託したことが理由であったことを明かし、ユーザーなどに迷惑をかけた点を詫びるとともに、品質管理を向上させるとした。

●SSDは読み取り77MB/secを実現

日本担当Eee PCアカウント・マネージャーのLinda Hsieh氏

 新製品の特徴の詳細については、日本担当Eee PCアカウント・マネージャーのLinda Hsieh氏が解説した。

 既報の通り、S101にはSSDを高速化させる「XpressPath」という独自技術が取り入れられている。今回Hsieh氏は、その具体的な性能を公表。Windows XPの起動時間は、電源ボタンを押してから、通常60秒程度かかるところが約23秒。BIOS POSTの時間を短縮させる「Boot booster」をONにすると、約18秒にまで高速化するという。読み込み速度についても、台湾のメディアが計測した数値を引用。これによると、読み込みは、最小54.4MB/sec、最大77.4MB/secで、平均は72.4MB/secだという。

 静音性や表面温度にも配慮しており、騒音は木の葉が擦れるのと同程度の25dBA、パームレストは高負荷時でも33℃と人肌以下の温度で、快適に利用できるとした。バッテリは、一般に高級機種で使われるリチウムポリマーを採用。JEITA準拠の駆動時間は4.6時間だが、同社の基準による計測では5時間以上使えるとしている。

 省電力技術「Super Hybrid Engine」は、キーボード右奥のボタンでモードを変更できる。Super Performanceモードでは性能が14%向上し、Power SavingモードではCPU電力を15%抑える。このほか、CPUクロック、液晶輝度なども調整される。

 海外ではSSD 32GBあるいは64GBでLinuxを採用するモデルもがあるが、国内では16GBでWindows XPの1モデルとなる。標準で、統合オフィスソフト「StarSuite 8」、DVD再生ソフト「DVD XPack」、インスタントメッセージングソフト「Skype」、および各種Windows Liveソフトがプリインストールされる。

 また、特典として3年間の60GB Webストレージ利用権が付属する。これは、他の地域よりもサイズが大きく、期間も長いものだという。

 海外で発表された価格は699ドルで、円高となったことを背景に、日本での実売価格は69,800円に設定された。

 なお、11月7日と8日の2日間、JR新宿駅構内地下1階のアルプス広場で、S101発売記念イベントを開催する。会場にはS101の実機が並べられ、発売前に触れられるほか、クイズとアンケートに答えると、1日3人にS101が当たる抽選も予定されている。

S101におけるWindows XPの起動時間 SSDの読み込み速度。HDDはもとより、従来のSSDよりもかなり高速に PCMark05におけるベンチマーク結果
他社製ネットブックとの表面温度の比較 Super Hybrid Engineの概要 高級モデルということで、化粧箱やポーチ類も豪華
発表会冒頭のシーン。従来のノートPCとのサイズの違いをアピール 最後はS101を持ったモデルが代わる代わる登場し、エレガントさをアピール

□ASUSTeKのホームページ
http://www.asus.co.jp/
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1106/asus.htm
【10月8日】ASUS、10.2型液晶搭載で最薄部18mmの「Eee PC S101」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1008/asus.htm
□ネットブック/UMPCリンク集(ASUSTeK)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/link/umpc.htm#asus

(2008年11月6日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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