最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】

【Watch記事検索】

CEATEC JAPAN 2008レポート

【東芝編】ネットブックNB100を展示、SpursEngine搭載カードも

東芝のネットブック「NB100」

会期:9月30日〜10月4日

会場:幕張メッセ



 「CEATEC JAPAN 2008」が、9月30日〜10月4日の間、幕張メッセで開催中だ。

 ここでは、PC関連の新製品の展示が多かった東芝のブースについて紹介する。

 東芝のブースは2カ所に分かれており、片方はホーム&パーソナルゾーン、もう片方は半導体ゾーンに置かれている。

 ホーム&パーソナルゾーンでは、29日に発表した初のネットブック「NB100」を展示。展示機は4台ほど置いてあり、来場者は実際に手に持って試すことができる。

 NB100は、左側面はUSBが1基、右側面はUSBが2基、排熱口、メディアブリッジスロット、前面は音声入出力を備えるだけであり、見た感じ非常にすっきりしているのが特徴だ。また、ラメが入った深いブルーの天板も印象的である。

 バッテリは後部に出っ張る形となっているが、これは片手で持ったときのグリップになるので、使い勝手の向上に一役買っている。

 キーボードの配列は一般的な日本語配列で使いやすい印象。天板の塗装に高級感がある光沢仕上げだが、内側は梨地仕上げとなっている。

NB100の本体前面。音声入出力を備える 右側面。メディアブリッジスロットとUSBを2基搭載 左側面はUSB 1基のみで非常にすっきりしている
バッテリは背面へ出っ張るが、片手で持つときの手がかりとなる 一般的なキー配列で癖はない。パームレストは梨地仕上げでややチープな印象 天板はラメ入りの深い青色だった

 目新しい展示では、ノートPC向けのSCiB(Super Charge ion Battery)がある。SCiBはわずか10分間で90%まで充電できるという急速充電池で、充放電回数も最大6,000回という優れた性能を持つ。現在、自動車向けに実用化に向けた研究を行なっているところだが、これをノートPCに持ってくれば、利便性が高いモバイルノートPCを実現できるというものだ。

 今後の課題は、短時間充電を目指そうとすると大容量のACアダプタが必要になるため、充電時間の最適化や、大容量ACアダプタの小型化などが要求される点だろう。いずれにしても期待したい分野である。

 このほか、このブースでは発表済みのHDDやSSDの新製品や、Qosmio/dynabook新製品などを展示している。

ノートPC向けのSCiB。10分間で90%まで充電できるという 新発売のdynabook NX Qosmioの展示も
最大容量256GBを達成するSSD 400GBの2.5インチHDDも展示。現在メーカー向けにサンプル出荷中 容量250GBの1.8インチHDD

 一方、半導体ゾーンのブースでは、やはりSpursEngine搭載のカードが目玉となる。SpursEngineコーナーでは、AVIファイルからH.264への高速エンコードや、動画にエフェクトをかけつつ背景に写真を表示させるデモ、SpursEngineでビデオ再生したものをテクスチャとして3Dオブジェクトに貼り付けるデモなどが紹介された。

 なお、説明員によれば、現時点でH.264エンコードは動画の部分だけSpursEngineを利用しており、音声エンコードと音声/映像ミックスのステップはCPUを利用しているという。

 東芝ブース内の一角で、リードテックがSpursEngine搭載カードを展示。説明員によれば、一般向けの発売は10月で、価格は3万円程度になるとしている。SpursEngine用メモリとしてXDR DRAMを128MB備える。なお、カード上には4ピンの電源補給用コネクタも見えるが、これは繋げなくても動作するという。

 小売パッケージにはコーレルのビデオ編集ソフト「DVD MovieWriter」、DVD再生ソフト「WinDVD」をバンドル。SpursEngineを使ったSD画質からHD画質への超解像度変換(アップコンバート)、ビデオ編集、オーサリング、トランスコード、AVCHDディスクの作成/再生などの機能が利用できる。

SpursEngineを搭載した小型PCによるデモ 稼働中のSpursEngineカード SpursEngine向けミドルウェア開発のロードマップ2008年末には音声でAACをサポートする予定
SpursEngineではビデオ部分のエンコードのみが可能 AVIファイルをH.264コーデックにエンコードしているところ。CPU負荷が低いことがわかる ビデオを表示してエフェクトをかけつつ、背景に写真を表示しているところ。なお、前景のビデオはあらかじめ透明色を指定してエンコードしておく必要がある
SpursEngineで再生したビデオストリームをテクスチャとして急須の3Dモデルに貼り付けるデモ SpursEngineのリファレンスボードとウェハ SpursEngineウェハのアップ

□CEATEC JAPANのホームページ
http://www.ceatec.com/
□関連記事
【9月29日】東芝、同社初のネットブック「NB100」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0929/toshiba1.htm
【9月10日】リードテック、東芝のメディアプロセッサ「SpursEngine」搭載PCIe拡張カード
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0910/leadtek.htm

(2008年9月30日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

【PC Watchホームページ】


PC Watch編集部 pc-watch-info@impress.co.jp
お問い合わせに対して、個別にご回答はいたしません。

Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.