AMD、次期CPU「Phenom」にトリプルコア製品を追加9月17日(現地時間) 発表 米AMDは17日(現地時間)、次期デスクトップ向けCPU「Phenom」(フェノム)について、トリプルコア製品のロードマップへの追加を発表した。 同社はこれまで、クアッドコアの「Phenom FX」、「Phenom X4」と、デュアルコアの「Phenom X2」のブランド名をアナウンスしていたが、今回、トリプルコアの製品が加わることになった。トリプルコアPhenomにおいても、1つのダイに3つのCPUコアを収めている。出荷は2008年第1四半期を見込んでいる。なお、クアッドコアPhenomの出荷スケジュールは2007年内で変更されていない。 AMDでは、デスクトップ向けクアッドコア製品の出荷量が2007年第2四半期で2%以下であるというMercury Researchのデータを挙げ、マルチコア製品の選択肢を広げるためのニーズを提案するとしている。 トリプルコアPhenomでも、そのほかのPhenomシリーズと同等の機能を搭載。演算性能を従来のデュアルコア(Athlon 64 X2など)から向上させ、チップセットとの接続に16GB/secのHyperTransport 3.0を採用。また、各CPUコア、内蔵メモリコントローラ、HyperTransportバスを、それぞれ独立してクロック制御が可能な省電力機能「Cool'n'Quiet 2.0」を備える。 □AMDのホームページ(英文) (2007年9月18日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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