光伝搬と熱伝導の計算例

6月28日 発表

価格：210万円

　富士通株式会社と株式会社富士通研究所は28日、業界で初めて光と熱の伝搬を解析する技術を開発したと発表した。

　富士通では2003年に光の伝搬を解析するシミュレータ「Poynting for Optics」を開発しており、そのオプション製品として、今回発表の技術を採用した「Poynting HTS連携オプション」を同日より発売する。価格は210万円。

　1平方インチ当たり1Tbitクラスの記録密度を狙う次世代HDDでは、記録時に光で媒体を加熱する「熱アシスト方式」が提案されており、本製品の利用により、微細な部品における光と熱の伝搬のシームレスな解析が可能になる。

　熱伝導の解析では、独自機能により回転方向で断面形状が変化するデバイスでもシミュレーション可能という。

□富士通ホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/06/28-1.html
□製品情報
http://jp.fujitsu.com/solutions/plm/analysis/poynting/
□富士通研究所のホームページ
http://jp.fujitsu.com/group/labs/
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(2007年6月28日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]