AMD、65nmプロセスのAthlon 64 X2 5000+/4800+/4400+/4000+12月5日(現地時間) 発表 米AMDは5日(現地時間)、デュアルコアCPU「Athlon 64 X2」の65nmプロセス製品を発表した。ラインナップはモデルナンバーが5000+、4800+、4400+、4000+の4モデルで、1,000個ロット時の価格は順に、301ドル、271ドル、214ドル、169ドル。 新CPUは、ドイツのFab 36で製造される。製造プロセスは300mmウェハの65nm SOI(Silicon-on-Insulater)で、同社の65nmプロセスへの進歩はIBMとの提携が大きく寄与しているという。今後2007年半ばまでに、Fab 36の全ラインを65nmへ移行する予定。 各モデルの動作クロックは、5000+が2.60GHz、4800+が2.50GHz、4400+が2.30GHz、4000+が2.10GHz。L1キャッシュは128KB×2、L2キャッシュは512KB×2。対応ソケットはSocket AM2。HyperTransportバスのクロックは2GHz。TDPは65W。ステッピングはG1。 新CPUを搭載したPCは、Acer、Dell、Gateway、Lenovo、Hewlett-Packardなどの大手システムビルダーからリリースされる。 Semiconductor Insightの調査によると、今回の新CPUは最短ゲート長が35nmで、歪みシリコンやSOIなどの技術を採用しており、目覚ましい技術のパッケージだと表現。最も優れたプロセス技術として「2006 INSIGHT Award for Most Innovative Process Technology」を授与した。 □AMDのホームページ(英文) (2006年12月5日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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