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サンハヤト、3軸加速度センサが付けられる8bitマイコン評価キット
5月26日から順次発売
サンハヤト株式会社は、3軸加速度センサ基板をオプションとして増設可能な8bitマイコン評価キット「CT-298」を発表した。 フリースケールの「MC9S08QG8」を搭載し、評価用スイッチ、LED、ブザーを搭載したUSB接続の小型マイコンカード。マイコンにシリアル・モニタプログラムが書込み済みで、PCからUSB接続でユーザープログラムを書き込みできる。電源もUSBから供給される。マニュアルや開発ツール類は同社サイトの製品情報ページで公開されている。 基板上にはソケットが用意されており、オプションの3軸加速度センサモジュール「MM-2860」が簡単に装着できる。MM-2860はフリースケールの「MMA7260Q」が実装された600MIL幅の28ピンDIP-ICサイズのモジュール。モジュール上に加速度センサの切り替えスイッチを備えている。CT-289にはデモプログラムが内蔵されており、すぐにセンサの評価ができる。 MMA7260Qは、16ピンのQFNパッケージで扱いがやや難しかったが、基板上に実装され、評価ボードに簡単に搭載できるため、3軸加速度センサの評価や学習に向いている。 店頭での販売は、5月26日より秋葉原のツクモ ロボット王国で、27日から大阪のツクモなんば店で行なわれる。店頭での価格は、評価ボードCT-298が4,935円、3軸加速度センサモジュールMM-2860が4,179円、MC9SO8QG8マイコン単体のSF9SO8Cが840円。 3軸加速度センサは、自動車や、白物家電などに用途が広がっており、PC分野ではHDDの落下保護機能の一部として搭載例が増えている。
□サンハヤトのホームページ (2006年5月25日) [Reported by date@impress.co.jp]
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