「CN700」

12月8日　発表

2006年第1四半期　出荷開始

　台湾VIA Technologiesは8日(現地時間)、同社製CPU「C7」をサポートしたチップセット「CN700」を発表した。2006年第1四半期より出荷開始する。

　C7で使われている同社の独自バス「V4」を備え、バスクロックは400MHzまたは533MHzをサポート。メモリはDDR400/333/266、またはDDR2-533/400で、最大2GBまで搭載可能。ビデオ機能にUniChrome Proエンジン(クロック200MHz)を内蔵し、MPEG-2ハードウェアデコードアクセラレーション、HDTV出力などを備える。また、AGP 8Xにも対応する。

　サウスブリッジには「VT8237A」を採用。インターフェイスはPCI、USB 2.0×8などを備える。HDDインターフェイスはシリアルATA×4、Ultra ATA/133×2で、RAID 0/1/0+1、JBODに対応。HDオーディオやEthernetもサポートする。

　C7は低消費電力が特長のx86 CPUで、SSE3にも対応する。PC用途以外に組み込み用途も視野に入れている。

ブロックダイヤグラム

□VIA Technologiesのホームページ(英文)
http://www.via.com.tw/
□ニュースリリース(英文)
http://www.via.com.tw/en/resources/pressroom/2005_archive/pr051208cn700.jsp
□製品情報(英文)
http://www.via.com.tw/en/products/chipsets/c-series/cn700/
□関連記事
【5月30日】VIA、90nmプロセス/SSE3サポートの「C7」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0530/via.htm
【2004年5月19】【EPF】SSE3とV4バスを備えたVIA C5Jが登場
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0519/epf01.htm
【2003年10月16日】【MPF】VIAがBanias互換CPU“C5I”の概要を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1016/mpf03.htm

(2005年12月9日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]