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VIA、90nmプロセス/SSE3サポートの「C7」
~独自の暗号化/復号化エンジン搭載

「C7」

5月27日(現地時間) 発表



 台湾VIA Technologiesは27日(現地時間)、90nmプロセスで製造され、SSE3をサポートしたCPU「C7」を発表した。

 C7のコアはコードネーム“Esther”をベースとして開発され、IBMの90nm SOIで製造される。ダイサイズは30平方mm、動作周波数最大2.0GHz。消費電力はアイドル時100mW、最大20W。最大800MHz駆動の独自バス「V4」に対応する。

 L1/L2キャッシュ容量はともに128KB。SSE2/SSE3、Windows XP SP2でサポートされるNX機能に対応。ほか、独自暗号化/復号化機能の乱数発生器(random number generator)、AES暗号化エンジン、およびSHA-1/SHA-256ハッシュを搭載する。

 同CPUは第2四半期後半より量産に入る予定。

C7のブロックダイヤグラム

□VIA Technologiesのホームページ(英文)
http://www.via.com/
□ニュースリリース
http://www.via.com.tw/en/resources/pressroom/2005_archive/pr050527via_c7.jsp
□製品情報
http://www.via.com.tw/en/products/processors/c7/
□関連記事
【2004年5月19】【EPF】SSE3とV4バスを備えたVIA C5Jが登場
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0519/epf01.htm
【2003年10月16日】【MPF】VIAがBanias互換CPU“C5I”の概要を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1016/mpf03.htm

(2005年5月30日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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