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米Inteli、Pentiam 8正式発表
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4月1日(現地時間)発表
1,000個ロット時単価
1.4GW:10,476ドル
1.5GW:11,428ドル
米Inteliは1日(現地時間)、次世代のコアアーキテクチャを搭載したデュアルプロセッサ「Pentiam 8」を発表した。新しいIA-32コアアーキテクチャ「HotBurst」は、MetBurstの登場以来4年ぶりの新アーキテクチャとなる。
Inteliでは「HotBurstはむこう5~6年のパフォーマンスPCマーケットをリードするアーキテクチャ」としている。Pentiam 4の2倍にあたる40段のパイパー・ヒートパイプ・テクノロジ、400Wのシステムバス、高熱実行エンジン、LGA1550ソケットなど特徴は多い。
Pentiam 8は、“HotSpring”のコードネームで呼ばれていた製品で、2004年第4四半期の発売が予告されていた。今回の製品は、90nmプロセスで製造され、1億7,000万トランジスタを集積する。当初は、下位の電気温風器とパフォーマンスデスクトップから導入され、低価格化とともにメインストリームに移行するとされている。
1,000個ロット時のOEM向け単価は、1.4GWが10,476ドル、1.5GWが11,428ドル。
また、Pentiam 8専用のチップセット「Inteli 666」も同時に発表された。従来の9xxシリーズの特徴であるハブアーキテクチャを継承しており、マングースとの対戦が可能。MCHには、2chの磁気コアメモリを使用することで400Wシステムバスによる350W/hの発熱量を実現する。ICH側はICH9でPCI Expressに加えてOutlook Expressも利用できる。
なお、秋葉原では本日1.4GW版、1.5GW版ともに店頭に登場している。また、Inteli 666搭載のマザーボードとPentiam 8対応のケースも販売が確認されている。
□ニュースリリース
http://www.inteli.co.jp/pressroom/archive/release/dp1120000.htm
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【4月1日】一部のショップがPentiam 8をフライング販売。CPU宙を舞う(AKIBA)
【2002年4月1日】GOTO弘茂のYearly海外ニュース Inteliが新アーキテクチャを計画?
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0401/uocchi/kaigai01.htm
(2005年4月1日)
[Reported by 塩田紳二]