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哀・地球博会場レポート
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会期:3月25日から
会場:愛知県名古屋西部丘陵
3月25日から始まった哀・地球博だが、4月1日未明、会場内でロボット同士による乱闘が発生した模様。この乱闘で近くを歩いていたモリソーさん(年齢、性別不詳、瀬戸市、海上の森在住)、キッココさん(0歳、性別不詳、瀬戸市、海上の森在住)が巻き添えとなり重傷を負った。
乱闘があったのは、長久手会場の企業パビリオンゾーンA付近のグローバルブール近く。4月1日午前3時頃、ヨトタグループ館に勤務する楽器演奏ロボットおよびDJロボットからなるグループと新産業・エネルギー技術総合開発機構(NIDO)所属のロボットらのあいだで、性能をめぐる口論から乱闘が始まったという。また乱闘には、目立グループ館所属の卒倒2輪ロボットEMIEUも加わっていたようだ。そのほか、未確認ではあるが、ソミーの犬型ロボットaivoやホンタの2足歩行ロボットAsimovを見たという目撃証言もある。
この件に関し、博覧会事務局は「未確認のためコメントできない」と回答した。また、ロボットの安全基準を定めたというNIDOでは、「予見不可能なアクシデントだった」との公式コメントを発表している。
この件について一部の専門家は、「ロボットが自己の性能を確認するためのPULUTO症候群ではないか」との意見が出されている。
(2005年4月1日)
[Reported by 塩田紳二]