7月14日(現地時間)発表

　米AMDは14日(現地時間)、2004年第2四半期の決算を発表した。売上高は12億6,000万ドル、純利益は3,200万ドル、1株当たり利益は0.09ドルとなった。

　売上高は前年同期比96%増。直前期の12億3,600万ドルに続き、今期も12億ドルを超え、過去最高の売上高となった。純利益は3期連続で黒字。

　事業別では、CPUが売上高5億5,400万ドルで、前年同期比36%増。フラッシュメモリが売上高6億7,300万ドルで、営業利益は直前期の1,400万ドルから3倍以上となる4,500万ドルと好調。

　同社は、CPU売り上げ増の要因にAMD64プロセッサへの需要が大幅に拡大したことをあげ、Opteronはエンタープライズや主要顧客からの需要が伸び、モバイルAthlon 64採用のノートPCの売り上げも大幅に伸びたとしている。

　Fab 30での90nmプロセスへの移行は順調で、製造中の製品は電力消費面で優れた特性を示しているとした。量産は5月に開始しており、2004年第3四半期決算に計上できる予定だという。

□AMDのホームページ(英文)
http://www.amd.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~87558,00.html
□ニュースリリース(和文)
http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~87747,00.html
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(2004年7月15日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]