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ヨドバシカメラの秋葉原進出は2005年9月
2005年9月 開店予定 株式会社ヨドバシカメラは、秋葉原への大型店舗の出店予定が、2005年9月であることを明らかにした。 ほぼ同じ時期に、ヨドバシカメラの店舗と新駅が直結する計画である「つくばエクスプレス」の開業が予定されており、同時に開店となる可能性が高い。 新店舗は現在、「ヨドバシAKIBAビル」として、地上9階、地下6階で建設中。敷地面積は、5,917平方メートル、延べ面積は63,558平方メートル、高さ60mのビルとなる。 計画では地下に駐車場を配置することになり、大阪 梅田、福岡 博多などの店舗が、階上に駐車場を設置しているのとは異なる設計となっている。 店舗名に関しては、現時点では明らかになっていないが、大阪・梅田の店舗が、ビルの名称が「ヨドバシ梅田」、店舗名は「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」となっているように、「ヨドバシAKIBA」というビル名そのままではないようだ。 店舗の外観は、曲線を施したヨドバシ梅田に共通したイメージで、グループ内での統一感を持たせている。 ヨドバシカメラの秋葉原出店によって、秋葉原電気街の勢力図が大きく変化するのは間違いない。 とくに、JR山手線、京浜東北線を挟んで、西の電気街、東のヨドバシカメラと分かれることから、顧客が分散化する可能性を指摘する声もある。 また、ヨドバシカメラでは、数百台単位で収容可能な地下駐車場を独自に整備する。車で訪れた顧客が、ヨドバシの駐車場に車を入れ、ヨドバシカメラで買い物をしてそのまま帰宅するという利用方法も相当数想定される。 これまで秋葉原電気街に、ディスカウンターの出店や大型店舗の出店、あるいは電気街とは直接関係がない異業種が参入しても、相乗効果による売り上げ増という期待ができた。しかし、線路を隔てて、一店舗完結型のマーケティングが可能な今回のヨドバシ出店は異なった状況を生む可能性がある。 ヨドバシカメラの藤沢昭和社長は、今年3月に川崎にオープンしたマルチメディア川崎ルフロンの出店の際に、「(秋葉原店は)化粧品や雑貨、自転車、フィットネスなどを積極的に取り扱った川崎の店舗よりも、新宿西口本店のような品揃えの店舗になる」とコメントし、方向性を示したほか、札幌、仙台、梅田、博多の各主要店舗の初代店長を歴任してきた阿美祥之取締役も、販売本部長として本社勤務となっており、1年3カ月後に控えた秋葉原出店に向けた準備が進められている。
□ヨドバシカメラのホームページ (2004年6月21日) [Reported by 大河原克行]
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