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ヨドバシカメラ、「マルチメディア川崎ルフロン」開店
~事前告知無しで特価品を販売

3月3日開店



 株式会社ヨドバシカメラの新店舗、「マルチメディア川崎ルフロン」が3日、開店した。

 ヨドバシカメラ マルチメディア川崎ルフロンが入る川崎ルフロンは、川崎駅東口駅前に位置する商業施設。川崎西武百貨店が出店していたが、2003年8月に閉店。この度、衣料品店、雑貨店など19店舗が入店するビルとしてリニューアルされた。

 マルチメディア川崎ルフロンは、この川崎ルフロンのキーテナントとなる大型店。関東圏ではヨドバシカメラ最大の店舗となり、カメラや家電以外に、女性を意識した美容関連商品などを揃える。

 量販店の開店イベントでは恒例となった特価セールは、事前に特に告知されていなかったが、3日は1,980円のフラットベッドスキャナ「キヤノン LiDE 20」や、9,800円のデジタルカメラ「富士写真フイルム FinePix F401」などの特価品が用意された。告知が無かったにも関わらず、開店30分前の午前9時にはすでに、50mを越す開店待ちの行列が店舗を囲んでおり、特価品も瞬く間に売れていった。

 このような告知無しの特価セールはヨドバシカメラとしては初めてのことで、同社関係者は「今回は様々な事情により、実験的に実施した。結果によっては、今後も他店舗で行なう可能性がある」と語った。オープニングセールは3月いっぱい、開催される。

開店30分前には特価品に期待する人々の行列ができていた。開店と同時に店内は大混雑

 開店に先立ち、同店が入居する商業施設「川崎ルフロン」のグランドオープンセレモニーが、川崎ルフロン1階の吹き抜け広場で開催され、川崎市の阿部孝夫 市長やヨドバシカメラの藤沢昭和 代表取締役らがテープカットなどを行なった。

 阿部市長は、「川崎駅周辺には若い女性が買い物をする場所がなかった。桃の節句に若い女性が集まる場所をオープンすることができた」と述べ、女性を対象とした集客施設として期待していることを明らかにした。

 川崎駅周辺では、カメラ量販店「さくらや」が入居する大規模シネマコンプレックスが昨年開店し、7月にはミューザ川崎シンフォニーホールが開館、東芝川崎事業所跡地再開発が進行中など、地域外からの集客も期待できる大規模な再開発が続いている。

【お詫びと訂正】記事初出時、「ミューザ川崎シンフォニーホール」の名称を誤って記述していました。お詫びして訂正させていただきます。

テープカットの様子。真ん中が川崎市の阿部市長、その右が坂本茂 川崎市議会議長。ヨドバシカメラの藤沢 代表取締役はその右。J2サッカーチーム 川崎フロンターレの我那覇選手と、マスコットのふろん太君も出席 再開発が進行中の東芝川崎事業所跡は、川崎ルフロンとは駅の反対側にある 先頃、キヤノンへの売却が決まった東芝柳町事業所も川崎ルフロンの近くにある

□ヨドバシカメラのホームページ
http://www.yodobashi.com
□マルチメディア川崎ルフロン
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/newopen/index.html
□関連記事
【3月1日】ヨドバシカメラ、3月3日開店の「マルチメディア川崎ルフロン」を公開
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0301/yodobashi.htm

(2004年3月3日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]


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