Macworld Conference&Expo基調講演レポート

iPod miniの投入でシリコンプレーヤーのシェアも奪う


会場:San Francisco The Moscone Center
(モスコーニセンター)

会期:1月6日〜9日(現地時間)



 昨日の速報に続き、Macworld Conference&Expoで行なわれた、米Apple Computer スティーブ・ジョブズCEOの基調講演の詳報をお届けする。

●20周年を迎えた2004年は“A great Mac year”になる

熱心なユーザーなら一度は目にしたことがあろう「1984」の1シーン。2004年バージョンは腰にiPodがついている。20周年を迎える今年は“A great Mac year"だと言うが、果たしてその真意は
 恒例のスティーブ・ジョブズCEOによる基調講演は、ほぼ定刻どおりにはじまった。2003年の基調講演では“今年はノートブックの年”と宣言して、その言葉のとおり12〜17インチのPowerBook G4とiBook G4などが次々と発表されたわけだが、Macintosh誕生20周年を迎えた2004年は“A great Mac year”になるらしい。

 '84年当時の雑誌記事などを振り返り、GUIの導入やマウスの採用などをコメントしながら、伝説のCM「1984」を再度上映するというところまでは、会場に詰めかけた熱心なユーザーであれば予測の範疇であったであろう。もちろん、最初にイメージカットをスクリーンに見せた時点では「1984」は、当時そのままだった。

 簡単に説明を加えておくと、このCMは全米最大のスポーツイベント、スーパーボウルの放送中に一度だけ放映されたもの。ジョージ・オーウェルの小説で未来の管理社会を描いた「1984」を題材にして、リドリー・スコット監督がメガホンをとった作品だ。“(Macintoshの発売で)1984年は「1984」のようにはならない”がメインテーマである。その後、その作品性が高い評価を集め、さまざまな機会で紹介されてきた。

 今回あらためて公開された映像を見ると、Macintoshを象徴する女性の腰にはiPodが、そして耳にはヘッドホンが……というパロディ仕立てになっている。会場では、カット割りの途中でそのことに気がついた聴衆から次々と歓声が上がっていった。この映像を純粋にパロディと見るか、それても「Macintoshというプラットホームの成功は言うまでもないが、20年を経た次なる成果がiPodである」というふうに、ややうがった見方でとらえるかは人それぞれかと思うが、実際にその目で確かめてほしい。動画はこちらで参照できる。

 ジョブズCEOは、この新しい象徴的なカットを背に、20周年を迎えた2004年を“A great Mac year”と位置づけた。なお、今回の基調講演ではいわゆる“Mac”そのものに関する新しいニュースは最後まで登場しなかったわけで、冒頭のこのコメントの真意はまだ測りかねる部分がある。このキック・オフから、果たして“A great Mac Year”の2004年がどのように展開されていくかが、今後の興味になろう。ちなみに2004年版ともいえるこのポスターは、展示会場内のアップルブースで来場者に配布されている。


テキストベースのインターフェイスからGUIへの転換、マウスの低価格化と実用化、そしてカット&ペースト機能の搭載などMacintoshが生み出した20年前の革新に関して紹介 青いシャツを着ているのが、主要デベロッパのひとりとして紹介されている若きビル・ゲイツ。WordもExcelもWindowsに先駆けてMac向けに開発された 僕のアルバムから…とおどけて公開した'84年当時の写真。ジョブズも負けずに若い

●Final Cut Express 2と新しいOffice

 Pantherこと10.3が昨年11月から出荷されているMac OS Xは現在930万ユーザーを数えて、今四半期中に1,000万ユーザーに達する見込みを明らかにした。'84年にはApple IIからMacintoshへの移行がスタートしたが、旧Mac OS から Mac OS Xへの移行は、2004年には完了しているとコメントした。

 そのOS Xに対応したアプリケーションが次々出荷されるなかで、自社製品であるFinal Cut Expressのアップデートをアナウンス。G5とPantherに最適化され、Final Cut Pro4のテクノロジーを搭載した「Final Cut Express 2」のデモンストレーションが行なわれた。

MicrosoftのMacintosh Business Unitでジェネラル・マネージャを務めるRoz Ho氏
 続いて20年前のMacintosh発売時から続くMicrosoftとのパートナーシップを紹介し、同社のMacintosh Business Unit(通称、Mac BU)のトップを務めるRoz Ho氏がステージに登場した。彼女は、Office 1.5の頃より、14年にもわたってMacintosh Busisnessとの関わりを持ち続けている。

 Ho氏は、20周年を祝福し、現在Winodows向けに出荷している数々のアプリケーションも、最初はMac版からスタートしていると述べた。そして、Mac向けOfficeの最新バージョンになる「Microsoft Office 2004 for Mac」を初公開し、Word 2004、Excel 2004、そしてEntourage 2004のデモを行なった。

 Office 2004 for Macは、米国で近日出荷を予定。この日から現行バージョンの購入者に向けた無料アップグレードなどのキャンペーンが開始される。ラインナップの最上位にあたるProfessional版は、Virtual PC 7とWindows XP Professionalが含まれる新たなパッケージ製品となる。このOffice 2004 for Macの詳細については、Ho氏とのインタビューをまじえて、後日詳しくお伝えする。

「Microsoft Office 2004 for Mac」の3種類のパッケージ。左からアカデミック、スタンダード、プロフェッショナル版にあたる。今回から新たに加わるプロフェッショナル版には、Virtual PC 7とWindows XP Professionalが含まれている 「Word 2004 for Mac」に含まれるまったく新しいノートパッドクリップ。さらに、設定パネルなどの半透明化機能なども搭載 「Excel 2004 for Mac」を使ったデモでは、画面にレイアウトが表示されるページレイアウトビュー機能を紹介

●クラスタコンピューティングとXserve

昨年11月時点のスーパーコンピュータランキング。PowerMac G5を1,100台使ったクラスタコンピューティングによるバージニア工科大学のものが3位にランクされている
 “A great Mac Year”という言葉にこだわれば、唯一Macに関する話題に触れた部分が、バージニア工科大学に導入された1,100台に及ぶPowerMac G5の紹介を行なったシーンだ。同大学ではこの1,100台(デュアルプロセッサモデルなのでCPU数は2,200個)によるクラスターコンピューティングで、現在世界で3番目の計算能力を持つと認定されているスーパーコンピュータを作り上げている。能力的には世界3位だが、コストパフォーマンスの点で大きなアドバンテージがあることも併せて紹介された。

 こうしたG5のパフォーマンスを背景に、同社の1Uサーバー製品であるXserveのアップデートがアナウンスされた。「Xserve G5」となった新製品は2.0GHzのPowerPC G5をシングルまたはデュアルで搭載。1Uのなかに最大3基の250GB HDDを搭載できる。今回新たにECC搭載メモリへ対応した。

 シングルプロセッサモデルは2,999ドル(国内価格349,800円)、デュアルプロセッサモデルは3,999ドル(469,800円)で提供されるほか、クラスタノードモデルも2,999ドル(349,800円)で用意されている。また、あわせて「Xserve RAID」もアップデートされた。最大3.5TBのストレージ容量と、1GBあたり約3ドルという高いコストパフォーマンス性が強調されている。


PowerPC G5を搭載する「Xserve G5」。冷却用のスリットを用意するため従来モデルでは4基搭載可能だったHDDが最大3基となった ECC搭載のDDR400MHzのメモリを採用。最大8GB搭載できる 新たにWindows 2000/XP、そしてLinuxにも対応する「Xserve RAID」。1GBあたり約3ドルというコストパフォーマンスの良さを強調した

●シェア70%を占めるiTunes Music Store

 残念ながら日本国内ではまだ実現に至らない「iTunes Music Store」に関しても、現状の紹介とアップデート、そして新たなキャンペーンの概要が告げられた。昨年4月28日のサービス開始以降、すでに3,000万曲の販売が行なわれており、現在も販売数は伸び続けている。なかには1日で29,500ドルも購入した事例もあった。昨週のニールセンのデータによると、音楽のダウンロード販売で70%という圧倒的なシェアを達成していることも明らかにされている。

 すでに開始されているサービスでは、音楽の購入権となるギフトカードは昨年10月以来10万件に達したほか、AOLユーザーも取り込んだサービスへと発展している。また、新たにビルボードの音楽チャートを元にした曲の検索機能がサポートされ、'43年以来のトップ100(ただし古い年度については100件に達しない場合もある)が、2003年分まで簡単に入手できるようになった。あわせてクラシック音楽のダウンロード販売開始もアナウンスされ、聴衆の喝采をあびた。

 新たなキャンペーンとしては、ペプシとタイアップしたプレゼントキャンペーンが2月1日からスタートする。これは1億曲分の購入権がプレゼントされるもので、ペプシのキャップ裏に購入権となるシリアルナンバーが、約3本に1本の割合で刻印されているというもの。ユーザーはこのナンバーを入力して、好きな曲を無料で手に入れることができる。99セントで販売されている飲料で、99セントの曲がダウンロードできるという大規模なキャンペーンになる見込みだ。ちなみに2月1日は日曜日で、まさに今年のスーパーボウルの開催日と一致している。

 いずれのアナウンスも、いまだにiTunes Music Storeの開始時期が発表されない日本の現状から見れば、のどから手が出るほどうらやましいニュースばかりだ。

先週のデータを元にしたオンラインによる音楽データ配信のマーケットシェア。ニールセンのデータによれば、iTunes Music Storeは70%という圧倒的なシェアを誇る いちばん音楽を買っている人は、1日にいくら使ったと思う? その答えがこれ。29,500ドルは、日本円にして300万円を超える AOLユーザーも簡単なインターフェイスで、音楽のダウンロード購入ができるようになった

1億曲のフリーダウンロードが提供されるペプシとのキャンペーンを紹介。スーパーボウル放映日の2月1日からスタートする 約3本に1本の割合で、音楽データのダウンロードが可能となるシリアルナンバーがキャップの裏に印刷されている ビルボードチャートを元にしたダウンロードや、クラシック音楽のダウンロードにも対応したiTunese Music Store。日本でのサービス開始が期待される

●5本目が加わった「iLife'04」

新たに5本のアプリケーションのスイートとなった「iLife'04」
 昨年、同じサンフランシスコでiアプリケーションのスイートパッケージとして統合されたiLifeが、新バージョン「iLife '04」として発表された。スティーブ・ジョブズCEOいわく、仕事ではなく日常で利用するソフトスイートとのこと。

 すでに4.2が登場していたiTunesをのぞいて、iPhoto、iMovie、iDVDの三本は今回揃ってバージョン4に更新されたことになる。ちなみに、バージョンナンバーを1つ飛ばすかたちで「iPhoto2」は「iPhoto4」になった。

 ジョブズCEOは、個々のアプリケーションについて1つ1つ自らの手でデモを披露した。iPhotoでは、最大25,000枚の写真が管理できることとその高速スクロール、拡大・縮小を行なってみせた。またRendezvousによる共有機能を利用し、ステージ袖から呼び寄せたスタッフのピーター・ロー氏の持つPowerBook G4から同氏の写真をスライド機能で上演してみせた。

 ステージのデモを見る限り、現行バージョンのiTunesで提供されている共有とほぼ同じ使い勝手で利用できるようだ。さらに、スライドショーのBGMを追加するために、iTunes Music Storeからテーマにあった曲をダウンロード購入してみせるなど、各アプリケーションが密接な連携を保っていることを改めて示した。

 なお、北米地域ではiPhoto2から提供されていたインターネットによるプリント注文システムとアルバムの発注機能が日本では1月から、ヨーロッパでは3月から開始されることが発表された。実は、iPhoto2が発表された2002年に、日本における最後の開催になったMacworldで、このプリント注文システムの2002年中の開始を示唆していたわけだが、今回その時は未定とされていた製本されたアルバムの発注機能と合わせて、およそ1年あまり遅れたとはいえ、ついに約束を果たし、待望のサービスインを迎えることにあらためて期待を寄せたい。当初コメントされていたとおり、欧米におけるパートナーはKodakだが、日本では富士写真フイルムがパートナーになる。

 iMovieには、クリップ単位で映像と音声の時間を自在に長くしたり短くしたりして、スローモーションや早送りの効果が簡単に作れるトリム機能が追加され、ほかにタイトル作成機能などが充実した。テンプレートにはスターウォーズ風のものもあって、ジョブズCEOが次々とさまざまなタイトルを見せていくたびに歓声があがっていた。ほかに、iSightの映像をインポートする機能や、.Macのホームページ作成と連携した使い方なども披露している。そしてiDVD4では、DVDメニューの素材となるテーマやシーンに、20項目を追加。さらにスライドショーを強化したほか、これまで最長1時間に制限されていたハイクオリティ映像のDVDへの書き込みが、2時間になったことなどが紹介された。

25,000枚のデジタル写真を管理。日付を基準にした整理と高速スクロールも実現 高機能化したスライドショー。写真のレーティングや回転、エフェクトなどを強化 待望のオンラインプリントとアルバムの製本が1月から日本国内でも開始される

iMovieに加わったタイトルのテンプレート。スターウォーズ風のものには場内から歓声 iSightを使って取り込んだ画像のインポートもできる .Macのホームページ作成機能との連携も強化された

iDVD4で強化された機能の一覧 素材の配置構造が一覧できるナビゲーションマップ ハイクオリティ映像のDVDへの書き込みが最大2時間になった

特別ゲストとして登場したグラミー賞ギタリストのジョン・メイヤー氏。講演終了後恒例のジョブズCEOのフォトセッションの際も一緒に写真におさまった
 そして、今回の基調講演でもっとも時間を割いて紹介されたのがiLife'04に加わる5番目のアプリケーション「GarageBand」である。ループを基調にした音楽編集ソフトで、50種類の楽器と1,000のオーディオループが使用可能。全部で64トラックのミックスと、ライブ録音もできるという。ジョブズCEOによれば、全米の家庭の半数以上では何らかの楽器を家庭内で使ったことがあるというデータもあるので、かなりの層にアピールすることができるはずだという。

 ステージ上にはあらかじめ、音楽用のキーボードとギターが配置されていたわけだが、ここでゲストのグラミー賞ギタリスト、ジョン・メイヤー氏がステージ登場した。ジョブズCEOの仕切りで、クラシックピアノ、ベース、ギターなどをジョンメイヤーがキーボードで演奏していく。時には「ホントはギタリストなんだ……」などと言うコメントで笑いをとりながら、じっくりと時間をかけて「GarageBand」の持つさまざまな機能が紹介されていった。最後はこれら入力した楽器類と、各種のループ、そしてついにギターを手にしたジョンメイヤーのライブ演奏をミックスして録音が行なわれた。

 録音終了後、ジョブズ氏はおかまいなしにその再生のデモへと移行していったが、せっかくのジョンメイヤーの演奏ということで、会場からは「セーブしろ!」「買う!」といった歓声も沸き上がった。その後、このデータをiTunesを使って再生してみせた。

 GarageBandを加えた「iLife'04」の価格を発表するにあたって、ジョブズCEOは、それぞれのジャンルにおけるWindowsの代表的なソフトの価格を示し、これに対して、iLife'04が49ドル(日本国内では5,800円)という低価格で提供されることの価値をあらためて強調してみせた。

 なお、iLife '04は今後出荷されるMac製品には無償でバンドルされるほか、現在流通している製品に関しては安価なアップデートプログラムが用意される。iLife'04は、米国では16日から出荷を開始。日本国内では1月下旬から店頭販売が行なわれる予定となっている。

GarageBandの3本の柱。USBやMIDIを使った打ち込みと、おらかじめ用意されている1,000を超えるループ、そしてギターやボーカルのライブレコーディング機能

「本来はギタリストなんだが……」と笑いを取りながら、ジョブズCEOの仕切の元、さまざまな楽器の打ち込みをキーボードで行なう 打ち込まれたデータが次々に画面に現れる。ジョブズCEOも次々に楽器やエフェクトを変更していく 今度はギター。言うなればMacを操るジョブズCEOとのインスタントセッションだ

iLife'04に含まれているアプリケーションをWindows環境へ換算したら、これだけかかってもまだ足りないものがあるとジョブズCEO。iLife'04のパッケージ価格は49ドル。Macのバンドルなら無償だ GaregeBandの追加パッケージ「JamPack」は99ドル 手軽にGarageBandを楽しんでもらうためにと、48鍵のUSBキーボードを99ドルで販売

●ハイエンドシリコンプレーヤーが標的の「iPod mini」

「iPod mini」は5色のカラーバリエーションが用意される
 最後は、冒頭の「1984」の映像でもポイントとなっていたiPodがテーマ。

 ジョブズCEOは、昨年10月から12月の四半期で73万台のiPodを出荷したことを明らかにし、好調な売り上げ推移と収益性の高さを示した。ポータブル音楽プレーヤー市場におけるiPodの台数面でのシェアは31%、売り上げ額では55%がiPodが占め、事実上のスタンダードであることを改めて強調した。今回、現行のiPodのラインナップでは最下位モデルのディスク容量が10GBから15GBへアップ。価格を据え置くという見直しが図られた。

 また、日本国内では同様のスペック変更が行なわれたうえ、為替変動などをベースにして、全ラインナップで値下げも行なわれている。詳細は関連記事も参照してほしい。同時に、新しいCMとインナーイヤータイプの新型ヘッドホンも発表されている。このヘッドホンは、今回アップルが発表したさまざまな新製品のなかで、Final Cut Express 2と並んで当日から入手可能なものの1つである。

 ジョブズCEOは、ここでもう1度マーケットシェアにテーマを戻した。現在台数ベースではiPodの持つシェアが31%で、低容量のシリコンタイプのプレーヤーが31%、そして高容量タイプのシリコンプレーヤーが31%と偶然にもほぼ同じシェアを分け合っている。ちなみに、残りの7%はと言えばiPodのようなハードディスクタイプや、その他の製品が占めているわけだが、こちらについては「いずれiPodのものになる(笑)」と一蹴してみせ、聴衆の笑いを誘った。そして次なるターゲットとしたのが、高容量のシリコンタイプということになる。

 Rioに代表されるこのタイプは「実はあともう少しお金が出せればiPodが手に入る価格帯」と前置きしたうえ、「そこで、このジャンルに参入してシェアを奪ってしまうことにした」と宣言してこの日の目玉の1つ、「iPod mini」の紹介を始めた。

 ジョブズCEOは、あらためてRioとiPod miniとの比較をスライドを使って行なってみせる。16倍のメモリ容量で16倍の曲が収録できる。そして厚みは半分。それだけ機能がアップしているのに、価格は50ドルだけの上乗せですむ、というのがジョブズCEOの説明だ。そのうえ、iPodとまったく同じ操作性を維持するため、使い勝手にも勝るとしている。こうしてようやくポケットからiPod miniを取り出して見せたジョブズCEOは、5色のカラーバリエーションを発表。あらためて「iPod miniがハイエンドのタイプのシリコンプレーヤーの市場を席巻していく」として締めくくった。iPod miniの出荷は米国内で2月中に、そして日本を含むワールドワイドでは4月が予定されている。


iPod用に新たに販売されるインナーイヤータイプのヘッドホン。販売価格は39ドル ポータブル音楽プレーヤーのマーケットシェア。シリコンプレーヤーのハイエンド市場が今回のiPod miniのターゲットになるという 現行のiPodの最上位モデルと比べて、収録可能な曲数は1/10。シリコンプレーヤーの容量を基準にすれば、これでも十分に大きいとジョブズCEO

縦の長さが日本の名刺よりもやや短い米国判の名刺と、ほぼ同じ大きさとなるiPod mini ボタンスペースがなくなったため、ホイール部分の4カ所がクリッカブルとなって各種ボタンの入力が行なえるようになった 16倍のメモリ容量で16倍の曲が収録できる。そして厚みは半分。それだけ機能がアップしているのに、価格は50ドルだけの上乗せですむ、とジョブズCEO

□Macworld Conference&Expoのページ(英文)
http://www.macworldexpo.com/
□米Apple Computerのページ(英文)
http://www.apple.com/
□関連記事
【1月7日】Macworld Conference&Expo開幕速報
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0107/mw02.htm
【1月6日】Macworld Conference&Expo San Francisco 2004直前レポート
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0106/mw01.htm

(2004年1月8日)

[Reported by 矢作晃]


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