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Microsoft、「Virtual PC 2004」の開発を完了

11月10日(現地時間)発表


 米Microsoftは10日(現地時間)、仮想マシンソフト「Virtual PC 2004」の開発が終了し、製造工程に入ったことを発表した。年末までに出荷開始される見込み。

 Virtual PC 2004は、1台のPC上に仮想マシンを作ることで、複数のOSを同時に動作させるソフト。同社では、企業が古いOS環境を必要とするアプリケーションなどを、Windows XPシステムに移行させるためのツールとして位置付けている。

 仮想マシン技術は、2月に同社がConnectixから獲得したもの。Virtual PC 2004は、Connectixの既存製品の機能を継承しつつ、1つの仮想マシンで最大4つのネットワークアダプタや、最大4GBのメモリに対応した。

 対応OSの詳細は公開されていないが、特別なドライバなしで、ほとんどのx86用OSが動作するとしている。

 実売価格は129ドル程度となる見込みで、Connectix製品ユーザーには無償アップグレードが提供される予定。

 なお、Macintosh上でx86用ソフトウェアを動作させるバージョンは8月に日本語版が発売となっている。

□Microsoftのホームページ(英文)
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2003/nov03/11-10VPC2004RTMPR.asp
□関連記事
【7月29日】マイクロソフト、Mac OS用バーチャルマシンソフト「Virtual PC for Mac Version 6.1」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0729/ms.htm
【2月20日】Microsoft、Connectixの仮想マシン技術を獲得
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0220/ms.htm

(2003年11月11日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]


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