Microsoft、Connectixの仮想マシン技術を獲得 ~4月にMicrosoftがVirtual Serverのプレビュー版を配布
2月19日(現地時間)発表
Microsoftは19日(現地時間)、Connectixが持つ仮想マシン技術を獲得したと発表した。合意内容は明らかにされていない。
Connectixは、MacintoshおよびPC上で動作する仮想PCソフト「Virtual PC」を開発/販売してきたソフトウェアベンダー。Microsoftは、Connectixから獲得した仮想マシン技術を引き続き開発し、Windows製品群やMac製品群に統合するとしている。またConnectixは移行期間の間、従来の販売チャネルでVirtual PC for Windows/Mac/OS/2を販売/サポートする。
Microsoftは仮想マシン技術によるメリットを、Windowsユーザー、Macintoshユーザー、エンタープライズユーザーのそれぞれに、次のように説明している。
Virtual PC for WindowsはWindows XPまたはWindows 2000への移行ツールとされ、Windowsのデスクトップ製品のユーザーがレガシーアプリケーションを利用でき、開発、コールセンター、テクニカルサポートや教育、トレーニングでの利用が可能になる。
MacintoshではVirtual PC for Macにより、Windowsベースのアプリケーションをシームレスに利用でき、Windowsネットワークへのアクセスが可能になる。
エンタープライズ分野では、Virtual Serverによりアプリケーションの移行や、複数NT 4.0サーバーの統合によるコスト節減が可能としている。
Virtual Server製品はベータテストが進行中で、2003年中のリリースを予定している。また、4月15日からMicrosoftのホームページでVirtual Serverのプレビューリリースが配布される。
□Microsoftのホームページ(英文)
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2003/Feb03/02-19PartitionPR.asp
□Connectixのホームページ(英文)
http://www.connectix.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.connectix.com/about/acquisition_win.html
(2003年2月20日)
[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
PC Watch編集部
pc-watch-info@impress.co.jp
個別にご回答することはいたしかねます。
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.
|