10月中旬発売

標準価格：オープンプライス

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　ミノルタ株式会社は、光学10倍ズームレンズを搭載した有効320万画素デジタルカメラ「DiMAGE Z1」を10月中旬より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は5万円前後の見込み。

　「ウィークエンドワンダーズーム」をコンセプトとし、高倍率ズームレンズと、高解像度の動画撮影機能、各種連写機能を搭載し、運動会や旅行など、レジャーシーンでの使いやすさを追求したデジタルカメラ。AFスピードや起動時間、シャッタータイムラグ、撮影間隔の高速化も図られている。

　撮像素子は有効約320万画素で、1/2.7型の原色フィルタ付きインターラインCCD。記録画素数は2,048×1,536/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。記録形式はJPEG。640×480/320×240/160×120ピクセル、30/15fpsでの音声付動画撮影にも対応する。記録形式はMotion JPEG(MOV)で、記録時間は記録媒体いっぱいまで。また、暗所でのカラー動画撮影が可能な「ナイトムービー」機能も装備する。

　7群10枚で構成される光学10倍ズームレンズを搭載。35mmフィルム換算の焦点距離は38～380mm相当で、開放F値は2.8～3.5。オプションのワイドコンバーター「ZCW-100」(12,000円)により、35mmフィルム換算で28mm相当の撮影が可能。手ぶれ補正機能は装備されない。撮影可能距離はレンズ前0.5m～無限遠、マクロモード時はレンズ前0.1mでの撮影が可能。また、レンズ前4cmでの撮影が可能なスーパーマクロモードも備える。

　秒間約1.5コマの連写機能のほか、1,280×960ピクセルで秒間10コマのUHS連続撮影が可能。また、シャッターボタンを押している間は連写し続け、ボタンを離す前6コマ(UHS撮影時は10コマ)を記録媒体に書き込む「シャッターチャンス連続撮影」機能も装備。ガイドナンバー12のフラッシュを内蔵するほか、オプションの外部フラッシュを使用することもできる。

　1.5型の低温ポリシリコンTFT液晶液晶ディスプレイを装備する。光学ファインダーや、独立した液晶ディスプレイを持つEVF(電子ビューファインダー)は装備されないが、スイッチ切り替えにより1.5型ディスプレイの画像を、ディスプレイ上部に設けられた小型のファインダーに映し出す「スイッチファインダー」が搭載される。これにより、小型ファインダーでも1.5型ディスプレイ同様に60fpsのライブ映像を表示できるとしている。

　PCとの接続はUSB。SDメモリーカードスロット(MMC対応)×1を搭載する。電源は単三アルカリ乾電池×4、または単三ニッケル水素充電池×4。本体サイズは109.5×80×77.5mm、電池と記録媒体を含まない重量は305g。

SDメモリーカードスロットとUSB端子は左側面のカバー内にある	電源は単三電池4本	外部フラッシュも使用可能
アダプターリングとワイドコンバーター	ワイドコンバーターを装着したところ

□ミノルタのホームページ
http://www.minolta.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.minolta.com/japan/release/dp/03-08-07-1_j.html
□製品情報
http://www.dimage.minolta.co.jp/z1/index.html
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(2003年8月7日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]