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ストレージデバイス展示会「データストレージEXPO」開催会期:7月9~11日
会場:東京ビッグサイト 会期は7月9~11日の3日間で、開催時間は10~17時となる。同会場では昨年と同様に、ソフトウェア開発環境展、データウェアハウス&CRM EXPO、組込みシステム開発技術展なども併催される。
本展示会は、RAIDディスクアレイシステムや、SAN、NASといった企業向けソリューションの展示が中心だが、コンシューマ向け製品などを中心に目に付いたものを紹介したい。
●ソニー、青紫色レーザーディスクを展示
波長405nmの短波長青紫色レーザーオーバーライト相変化記録方式を採用したドライブ。メディア1枚の記憶容量は23.3GBで、データ転送速度は9MB/secに達する。 2003年末に出荷開始が予定されている5インチベイ内蔵型「BW-F101」のほか、外付け型やディスクチェンジャー機も参考出品された。BW-F101のインターフェイスはUltra 160 SCSIで、価格は30万円前後の見込み。
内蔵型はOEM向けが中心で、ロゴマークなどが刻印されない状態で出荷されるという。
【4月8日】ソニー、ディスク容量23.3GBの内蔵型光学ドライブ http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0408/sony.htm
●アイ・オー、iVDR対応USB 2.0アダプタを展示 アイ・オー・データ機器ブースでは、「iVDR」対応のUSB 2.0アダプタが展示されていた。2003年末~2004年初旬の発売予定で、価格は1万円を切る程度の見込み。当面は、iVDR準拠のHDDとセット販売されるという。 iVDR(Information Versatile Disk for Removable usage)は、三洋電機など8社が規定したリムーバブルHDDの新規格。PC用の2.5インチHDDをベースに、ケースやコネクタなどの規格化を行ない、HDDをリムーバブル化した。
コネクタ形状やファイルシステムなどを標準化し、持ち運び可能とすることで、AV機器やPCなど幅広い用途に対応できるようにするとしている。
【2002年3月6日】三洋など、リムーバブルHDDの新規格「iVDR」を発表 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0306/ivdr.htm
●AMD、携帯端末の開発キット AMDは、組込型プロセッサ「AMD Alchemy Au1100」を搭載した携帯情報端末のリファレンスデザインキットを展示していた。 評価用ボードとともに、組み込み例として携帯情報端末も併せて展示。端末上での動作デモは行なわれなかったが、評価ボードによる動画表示デモなどを行なっていた。
また、同プロセッサを使用した言語認識/翻訳端末も展示されていた。
【5月6日】AMD、携帯型情報端末向け開発キット http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0506/amd.htm
●無線LANで制御する「IPコントロールカー」 小型PCや組み込み型PCの製造メーカーであるサンリツオートメイションでは、無線LANでコントロールする「IPコントロールカー」の動作デモが行なわれた。 ラジコンカーサイズの車体に組み込み型PCを内蔵する。Windows 2000搭載のオペレーションPCのゲームコントローラで操作できる。PCとIPコントロールカー間はIEEE 802.11b無線LANで接続され、車載カメラの映像がリアルタイムでディスプレイに表示される。 IPコントロールカーには、画像圧縮処理用にSH3プロセッサとOSにNetBSDが、モータの駆動制御用にSH2プロセッサとOSにTRONが搭載されている。
このIPコントロールカーの発売は未定で、「あくまでも弊社の技術があればこれくらいできるというデモ」だとしている。
http://web.reedexpo.co.jp/DS/ □関連記事 【2002年6月26日】ストレージデバイス展示会「データストレージEXPO」開催 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0626/storage.htm
(2003年7月9日) [Reported by yosida-s@impress.co.jp]
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