SRAMセルに放射線が照射されたときのデータ反転が起こる様子。初期状態では左上のトランジスタがオン、左下のトランジスタがオフ、右上のトランジスタがオフ、右下のトランジスタがオンになっていた。ここで左下のトランジスタに放射線(重イオン線)が照射されたとする。すると左下のトランジスタがオンに変化する。ノード1(n1)の電圧が電源電圧からゼロへと下降する。すると右下のトランジスタのゲート電圧が下がり、右下のトランジスタがオフになる。そして右上のトランジスタがオンになり、ノード2(n2)の電圧がゼロから電源電圧へと上昇する。このため、左上のトランジスタはオフになる