【Millennium G200】 |
最近のグラフィックスチップが内蔵するRAMDACは、どれも200MHz以上のドットクロックをサポートしており、1,600×1,200ドットの解像度に十分対応できる。だが、中でもMatroxのMGA-G200と、Number NineのTicket to Ride IVは、高解像度時の画質という点で双璧といえる存在だ。このふたつのうちMGA-G200をWindows 95/98ユーザー向けに選んだのは、Direct3Dゲームとの互換性の高さから。この項目に辿りついた人は、ゲーム用途を選ばなかったわけだが、動かないよりは動いた方がベターなはずだ。現時点でトップクラスの性能(フレームレート)ではないものの、カジュアルゲーマーなら十分満足できる範囲だ。3Dグラフィックスの表示品質については、真っ先にフルカラーレンダリングをサポートしたこともあって、今もトップクラスである。もちろん、Matroxのビデオカードに共通する「画面の艶」みたいなものは、このMGA-G200でも健在だ。
3DMARK99ベンチマーク結果 ベンチマーク一覧
3DMark Result | Rasterizer Score | Fill Rate | |
---|---|---|---|
Millennium G200 | 1,672 | 776 | 72.3MTexels/s |
Marvel G200 | 1,670 | 774 | 72.4MTexels/s |
MGA-G200搭載ビデオカード メーカー別仕様一覧
メーカー名 | 対応バス | 標準価格 | 最大解像度・発色数 |
対応機種 |
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製品名 | メモリ種別・容量 |
実売価格 | 対応3D API |
対応OS |
Matrox | AGP | オープン | 1,920×1,200/16,777,216色 | PC/AT互換機 |
Millennium G200 | SGRAM/8MB | 20,400円 | Direct3D、OpenGL | Windows 95/98/NT 4.0 |
Matrox | PCI | オープン | 1,920×1,200/16,777,216色 | PC/AT互換機 |
Millennium G200 SD | SDRAM/8MB | 15,800円 | Direct3D、OpenGL | Windows 95/98/NT 4.0 |
Matrox | AGP | オープン | 1,920×1,080/16,777,216色 | PC/AT互換機 |
Mystique G200 | SDRAM/8MB | 17,133円* | Direct3D、OpenGL | Windows 95/98/NT 4.0 |
Matrox | AGP | オープン | 1,920×1,080/16,777,216色 | PC/AT互換機 |
Marvel G200 TV | SDRAM/8MB | 37,750円* | Direct3D、OpenGL | Windows 95/98 |