プロサイド Astrike WS GR1700
ビデオカードには画質のよさで人気のMillennium G450を採用する。デュアルモニタで使ってもよいだろう
 個人向けBTOマシンからサーバー販売、ネットワークソリューションまで幅広く手がけるプロサイドのPentium 4搭載ワークステーションモデル、「Astrike WS GR」の最新モデルが、この「Astrike WS GR1700」だ。
 マザーボードには、Intel D850GBを採用し、標準仕様ではメインメモリとして128MB DRDRAM、20GB HDD、最大52倍速のCD-ROMドライブ、ビデオカードにMatrox Graphics Millennium G450、10BASE-T/100BASE-TX対応のネットワークカードと、CPU以外のスペックは決して高いとは言えず、安定性重視の構成になっている。
 そのスペックからオフィス向けのネットワーククライアントマシンとしての性格を持つ本製品だが、Pentium 4 1.7GHzのパフォーマンスとMillennium G450のDualHead機能などを使えば、CADなどのグラフィックス用途にも最適なマシンと言える。
 OSは標準では付属していないが、もちろんこれら仕様はある程度カスタマイズ可能で、OSも追加可能となっている。購入の際には相談してみるとよいだろう。
【SPECIFICATION】
製品名:Astrike WS GR1700
メーカー:プロサイド株式会社
標準価格:184,000円
問い合わせ先:043-279-9280
URLhttp://www.proside.co.jp/

CPU:Pentium 4 1.7GHz
マザーボード:Intel D850GB
メモリ(最大):PC800 DRDRAM RIMM 128MB(2GB)
HDD:20.4GB(Ultra ATA/100)
FDD:2モード
CD-ROMドライブ:最大52倍速
ビデオチップ:Matrox G450
ビデオメモリ:DDR SDRAM 32MB
サウンド機能:なし
キーボード:109キー(PS/2接続)
拡張スロット(空き):AGP×1(0)、PCI×4(3)、PCI/CNR×1(1)
ネットワーク
10BASE-T/100BASE-TX×1(PCI)
本体サイズ(W×D×H)
180×420×430mm
重量:11.9kg
OS:オプション


プロトン VELOCITY UXP-1700H
ケース内部には超大型ファンを装備。GeForce3の排熱にも一役買ってくれるだろう
 ケースにCOOLER MASTERのATC100B21を採用する本機は、真っ青な筐体が印象的なPentium 4 1.7GHzマシンだ。この外観もさることながら、スペックもかなりインパクトが強いPCに仕上がっている。その中でも最大の特徴はnVIDIAのGeForce3ビデオカードであるELSAのGLADIAC 920を装備している点だろう。また、DVD-ROM・CD-R/RWコンボドライブを搭載しており、CD-Rでバックアップを行なったり、DVD-Videoを楽しんだりすることも可能で、その上、CD-ROMからCD-Rへのオンザフライによる書き込みを意識してか、最大48倍速のCD-ROMドライブまでも搭載されているなど、まさに至れり尽くせりの仕様だ。マザーボードはIntel純正のD850GBで、安定性にも期待が持てる。
 ただ、問題は4月下旬の実売予定価格が638,000円と非常に高価になりそうな点であるが、3Dグラフィックスワークステーションと銘打たれた本製品にその価値を見いだせる人ならば、間違いなく魅力的な1台と言えるのではないだろうか。
【SPECIFICATION】
製品名:VELOCITY UXP-1700H
メーカー:株式会社プロトン
標準価格:オープン(実売予定価格:638,000円)
問い合わせ先:03-3538-1230
URLhttp://www.proton.co.jp/

CPU:Pentium 4 1.7GHz
マザーボード:Intel D850GB
メモリ(最大):PC800 DRDRAM RIMM 512MB(2GB)
HDD:75GB(Ultra ATA/100)
FDD:2モード
DVD-ROM・CD-R/RWドライブ:DVD-ROM読み出し最大4.8倍速、書き込み最大4倍速、書き換え最大4倍速、CD-ROM読み出し最大24倍速
CD-ROMドライブ:最大48倍速
ビデオチップ:nVIDIA GeForce3
ビデオメモリ:DDR SDRAM 64MB
サウンド機能:Creative Sound Blaster Live! Digital Audio2(PCI)
キーボード:109キー(PS/2接続)
拡張スロット(空き):AGP×1(0)、PCI×4(2)、PCI/CNR×1(0)
そのほか
10BASE-T/100BASE-TX×1(PCI)
本体サイズ(W×D×H)
190×487×450mm
重量:11.7kg
OS:Windows Me


フロンティア神代 GB-P17CDR
メインメモリには128MB RIMMを2枚、合計256MB搭載しながらも非常にハイコストパフォーマンスを実現している
 フロンティア神代の個人向けオーダーメイドマシン「Private Studio」シリーズに、Pentium 4 1.7GHz搭載モデルが登場した。プロ向けの「Pro Studio」シリーズにはすでにPentium 4搭載モデルが用意されていたが、Private Studioシリーズでは初のPentium 4搭載モデルとなる。
 今回紹介するマシンの中でもっとも安価なマシンとなっており、ビデオカードにはMSI製のnVIDIA RIVA TNT2搭載カード(MS-8808)を採用する。しかし、ロースペックかと思いきやメインメモリが256MB搭載されている点や、CD-R/RWドライブ(ティアック CD-W58E)が搭載されている点などは非常にポイントが高い。
 使用されるケースは、使い勝手やメンテナンス性の高さに定評があり、ケース前面のUSBポートや、内蔵されるビデオカード用の空冷ファンなど、細部にこだわりが感じられる。
 OSはオプション扱いとなっているが、Pentium 4入門マシンとしても、純粋に処理能力だけを求めるビジネスマシンとしても、この本製品には一考の価値があるだろう。
【SPECIFICATION】
製品名:GB-P17CDR
メーカー:フロンティア神代
標準価格:168,000円
問い合わせ先:0820-24-2428
URLhttp://www.frontier-k.co.jp/

CPU:Pentium 4 1.7GHz
マザーボード:MSI 850 Pro
メモリ(最大):PC800 DRDRAM RIMM 256MB(2GB)
HDD:30GB(Ultra ATA/100)
FDD:2モード
CD-R/RWドライブ:書き込み最大8倍速、書き換え最大8倍速、CD-ROM読み出し最大32倍速
ビデオチップ:nVIDIA RIVA TNT2
ビデオメモリ:SDRAM 32MB
サウンド機能:ヤマハ YMF752(オンボード)
キーボード:109キー(PS/2接続)
拡張スロット(空き):AGP×1(0)、PCI×4(4)、PCI/CNR×1(1)
本体サイズ(W×D×H)
185×470×445mm
重量:15.7kg
OS:なし
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 *各社マシンの価格、仕様については4月下旬時点のものであり、
  変更される可能性がありますのでご了承ください