PC販売にも力を入れるイーヤマの
スタイリッシュなスリムノートPC

　低価格ディスプレイの販売で定評のあるイーヤマ販売だが、最近ではPCの販売にも力を入れている。ノートPCの販売も開始しており、ASUSTeKのM8000シリーズをベースとしたオールインワンタイプのノート型PC「Hello Noteシリーズ」がラインナップされている。
　今回紹介する「Hello Note NP331UA」は、BTOノートとしては筐体が小さく、CD-ROMドライブを内蔵しながら2.6kgと比較的軽量なのが特徴だ。また、マグネシウム合金ボディを採用しているため、ボディ剛性も確保している。CPUはモバイルPentiumⅢ 600MHzと、今回紹介しているほかのモデルと比べると少々見劣りするが、そのぶん低価格化が図られている。チップセットはNorth BridgeとSouth Bridgeが統合され、AC '97コーデックやソフトウェアモデムをサポートする440MXを採用し、また、ビデオチップは3Dアクセラレーションに対応したSilicon MotionのSMI 721 3Dを搭載している。
　メモリは64MBが標準で、最大192MBまでの増設が可能だ。しかしそのほかの仕様は変更することができず、HDDは12GB、光学ドライブは24倍速CD-ROMドライブとなっている。CD-ROMドライブは着脱可能で、付属するFDDとは排他利用となる。CD-ROMドライブが着脱可能なだけに、DVD-ROMドライブなどのオプションが用意されない点は残念だ。通信機能は56kbpsモデムを標準で装備し、10BASE-T/100BASE-TX対応ネットワーク機能も備えオフィスユースでも問題なく使用できる。
　スリムタイプの筐体なのでモバイル用途としても使える。CD-ROMドライブを使用する機会が多く、モバイルで使用できる低価格ノートPCを検討しているユーザーには最適だろう。（綾瀬川 太郎）

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