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【元データ】 |
実際、今回のテストで一番条件が悪いと思われるインクジェット紙のハイライト部でも、ドットを確認することが不可能なレベルになっている。また、どの用紙においても、バックのタオルの質感が見事に再現されている。ただし、色調は年賀はがきのインクジェット紙とスーパーファイン専用ハガキでは赤みが強くなっており、特に年賀はがきのインクジェット紙は、口元が不自然になっている。好みの問題でもあるが、設定を調節する必要があるだろう。一方、フォト・クォリティ・カード2では、かなり元データに近い色調になっており、肌色の表現も自然だ。
印刷速度もPM-750Cから向上しており2分前後となっている。サンプルデータ、テスト環境が異なるので単純比較は出来ないが昨年テストしたPM-750Cから、1分程度短縮されている。このクォリティで印刷時間2分前後、実売価格も4万円前半ということを考えると、家庭での年賀状印刷に適した機種といえるだろう。
また、画質とは直接関係しないが、従来用紙の下端マージンが13mmだったのを、上右左と同じ3mmを実現。ハガキなど小さなものに印刷することが多い人にとっては、ありがたい改善点だ。
■年賀はがきインクジェット紙■
【設定】
【400%スキャン 338KB】 |
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■スーパーファイン専用ハガキ■ (MJSP5[50枚]:500円、10円/枚)
【設定】
【400%スキャン 326KB】 |
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■フォト・クォリティ・カード2■ (PMHSP1[20枚]:400円、20円/枚)
【設定】
【400%スキャン 331KB】 |