キヤノン「BJ F600」
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【元データ】
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まず目に付くのがA4プリンタとしては幅(475mm)、高さ(200mm)がかなりあることだ。実際に設置する際には高さはあまり気にならないにしても、幅は問題になるだろう。これは同社によれば、「ランニングコストを下げるためにインクタンクを大きくしている上に、双方向印刷なのでどうしても左右に広がってしまう」とのことだが、やはり家庭用プリンタとしては改善してほしいところ。ただ、インクタンクを一色づつ交換できる点は評価できる。
年賀はがきのインクジェット紙では、赤みが強いが不自然なほどではないレベルに収まっている。服や布団の白色の部分で粒状感があるが、それ以外ではほとんど目立たない程度。フォト光沢紙では赤みは抑えられているが、全体的に白っぽく出ているため、逆に粒状感が強くなっている。
印刷速度は、年賀はがきのインクジェット紙ではこのクラスの水準に達しているが、光沢ハガキの設定では4分以上かかるのが気になる。大量に印刷する必要のある人は注意したい。
実売価格で3万円代後半の価格が魅力になっているが、フォトインクカートリッジが別売り(4,800円)になっている。この点は、製品コンセプトからみても疑問に感じる。
●印刷サンプル
■年賀はがきインクジェット紙■
印刷時間:2分58秒
【設定】
BJカートリッジ:フォト/カラー
用紙の種類:高品位専用紙
印字モード:最高品位
【400%スキャン 410KB】
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■フォト光沢ハガキ■
(KH-201N[50枚]:600円、12円/枚)
印刷時間:4分17秒
【設定】
BJカートリッジ:フォト/カラー
用紙の種類:光沢はがき
印字モード:最高品位
【400%スキャン 394KB】
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■注意■
- 印刷サンプルに使用している画像の著作権は、山田久美夫に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
- 印刷サンプルは、株式会社クレオの「筆まめVer. 9」を利用して制作し、印刷しました。
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ウォッチ編集部内PC Watch担当
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