価格:オープンプライス
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日本アイ・ビー・エム株式会社は、ノートPC「ThinkPad 240/570/i Series」をモデルチェンジした。
家庭向けのオールインワンノートPC「ThinkPad i Series」をモデルチェンジ。CPUやHDDなどが強化されたほか、本体デザインも変更された。ボディーカラーはソフトブラック・メタリックとブラックのツートンカラーになり、キーボード部分が前傾してタイピングしやすくなったとしている。また、7色のカラーカバー(12月1日、各色4,980円)も、オプションで用意された。 今回のモデルチェンジでは液晶が14.1インチ(1,024×768ドット)のモデルに加え、13インチHPA(DSTN)液晶(800×600ドット)モデルも用意されている。このモデルはCPUやHDDなどの仕様が抑えられているほか、メモリも32MB×2枚構成と低価格化が図られており、直販価格で201,000円となっている。なお、14.1インチモデルでは、暗がりでキーボードを照らす「キーボード・ライト」を、液晶の上部の枠に備えている。 前モデルで特徴的だった液晶の脇に張り出したスピーカーが液晶の下部に移動。液晶の枠にパイプを通す“パイプオルガン構造”を採用しており、「特に低音を重視した設計(同社)」となっている。このスピーカーの変更などにともない、本体サイズは328×269×40mm(幅×奥行き×高さ)と、従来モデル(350×258×47mm)から幅が小さく、薄くなっている。
その他の変更点として、音量調節ボリュームが、液晶を閉じても操作できるCDなどの操作ボタンの下に移動。さらに、この操作ボタンが本体を起動していても使えるように改善されている。また、PCカードスロットが従来モデルではType2×2またはType3×1だったのが、今回のモデルではType3は使用できるものの、Type2も1枚しか使用できないように変更されているので、PCカードを多く使う人は注意が必要だ。
□製品情報
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●脱着可能なスリムノートPC「ThinkPad 570」をモデルチェンジ
本体のみでは厚さ28mmのスリムノートPCとして、標準添付の「ウルトラベース」を使用することでオールインワンノートPCとしても使うことができる「ThinkPad 570」をマイナーチェンジ。
CPUが従来モデルのモバイルCeleron 366MHzから400MHzに強化されたほか、HDDが6.4GBから10GBに増量されている。ハードウェアの変更点はこの2点のみだが、バンドルソフトとして「PostPet for Windows ViaVoice対応版」、年賀状作成ソフト「筆ぐるめ」、地図ソフト「プロアトラス」などの家庭向けソフトが追加されている。
□製品情報
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●B5サブノートPC「ThinkPad 240」をマイナーチェンジ
B5サブノートPC「ThinkPad 240」をマイナーチェンジ。ハードウェアは、CPUがモバイルCeleron 300MHzから366MHzに強化されたのみ。Windows 98 Second Editionを採用した個人向けモデルと、Windows 95を採用した企業向けモデルの2モデル用意される。2モデルもハードウェアの仕様は同一となっている。
またオプションとしてPCカード経由で、ThinkPad 600/570のウルトラスリムベイ用のデバイス(CD-ROM/DVD-ROMなど)が接続できる「ポータブルデバイス・ベイ(26,000円)」も用意されている。
□製品情報 | |||||||||||||||||||||||||||||
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□日本IBMのホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ibm.co.jp/NewsDB.nsf/1999/10252
('99年10月25日)
[Reported by furukawa@impress.co.jp]