標準価格:PhotoSmart P1100 69,800円
PhotoSmart P1000 59,800円
DeskJet 955C 47,800円
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発表会場では、Hewlett Packard Company、Inkjet Imaging Solutionsコンシューマビジネス担当上級副社長のバーナード・メリック氏が挨拶をおこなった |
また、10月1日からすでに販売が開始されている同社の最高機種「DeskJet 970cxi」の下位機種、「DeskJet 955c」も同時に発表された。発売は11月13日を予定しており、価格は47,800円。ボディカラーがグレイから白に変更されたほか、性能的な差としては970cxiの両面印刷機構が省かれ、印刷スピードが11/8.5ppmと若干遅くなった以外に変更点はない。
「PhotoSmart P1100」は性能的には「DeskJet 970cxi」とほぼ同等で、解像度はフォト用紙使用時で2,400×1,200dpi、印刷スピードは12/10ppm、5pl(ピコリットル)超微粒子インクが採用されている。
本体正面から向かって右側側面にスマートメディアスロットとType II対応のCFスロットを備えており、メディアをセットすることでPCを介さずデータを直接印刷することができる。スマートメディアは最大128MBまで対応するほか、CFスロットはmicrodriveにも対応。本体には液晶のフロントパネルなどを備えており、メディアから直接印刷するときも、プリンタから質問されることに会話形式で答えるだけで自動的に印刷される。対応フォーマットはJPEG(Exif、UPF)およびTIFF。また、このスロットは単にカードリーダー/ライタとしても使用することができ、Windows上からHDDなどと同じくデバイスとして認識される。
このほか、970cxi同様、両面印刷も可能。給紙トレイは普通の用紙トレイの他に、第2のトレイ「フォトトレイ」を備えており、印刷時にどちらかを選択することができる。
「PhotoSmart P1000」は「DeskJet 955c」とほぼ同等の機能。P1100との違いは、印刷スピードが11/8.5ppmと若干遅い点と、両面印刷機能がない点。
発表会場で同社は「発売後1年間でDeskJet 970cxi、815c、955c、PhotoSmart P1100、P1000の5機種で70万台、シェア20%を達成したい」と抱負を語った。
液晶フロントパネルと各種操作を行なうボタン。本体右側側面にはメモリカードの挿入口がある | 上段が、今回新しく採用されたフォトトレイ | 背面にあるパラレルとUSBのインターフェイス部分 |
□日本ヒューレット・パッカードのホームページ
http://www.jpn.hp.com/
□ニュースリリース
http://www.jpn.hp.com/Corp/pressreleases/FY1999/hc14dj955ps1100.html
□関連記事
【9月2日】日本HP、両面印刷可能なカラーインクジェットプリンタ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990902/hp.htm
('99年10月7日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]