T-ZONE秋葉原本店では、朝の9時半から一太郎10を販売、購入者先着50名に、T-ZONEのオリジナルPCや、中山エミリのサイン色紙が当たる抽選会が行なわれた。
店頭販売風景 |
10時には3階に会場を移し、トークショーと抽選会が行なわれた。
トークショーは、CM撮影時の裏話などを交えて15分ほどで終了。その後の抽選会、握手会とあわせて30分ほどで終了した。
このイベントは、時間をずらして、ソフマップ1号店Chicago、LaOX ザ・コンピュータ館でも同じ構成で行なわれた。
トークショー。本日回転のCMは本当に回っているんですよ。 パソコンは勉強中とのこと | オリジナルPC当選者。使っていたPCが古くなっていたのでうれしいです、とのこと | ソフマップ1号店Chicago店頭でのトークショー |
浮川和宣社長と浮川初子専務 |
浮川初子専務、XMLやJava関係の製品開発を進めており、もうじきお見せできると思いますと挨拶 |
LaOX店内、かなり広いスペースを使って展示されており、買っていく人も多かった |
また、LaOX ザ・コンピュータ館では「21世紀、ワープロはこうなる」と題して、ジャストシステムの浮川和宣社長と、浮川初子専務が講演を行なった。
最初に「一太郎は10代目になり、一太郎以前も含めて、ジャストシステムのワープロソフトとしては15代目を記念する製品になった」と語った。
次に「ワープロソフトは21世紀も残るのかという疑問をもたれる方もいるかもしれないが、まず結論から言えば、ワープロソフトは21世紀も残る」とし、その理由として「ドキュメントに記録するという用途がなくなることはない」と解説した。
ただし、その姿は大幅に変化すると述べ、5年経てば、入力方法も変わり、キーボードはオプションになるかもしれないと語った。
「その際、もっとも有力なのは音声認識であり、音声認識の技術改善スピードが上昇している。一太郎では積極的に音声認識を推進していく」とし、現在製品を発売しているIBMやNECをはじめ、他の企業とも話をしていると述べた。
以前音声認識で問題にされていた、スピードの遅さは、ほぼクリアされ、後は認識率だけの問題で、2001年には音声入力が中心になっているかもしれない、とも語った。
また、一太郎10の新機能説明に続き、手書き文字認識、ConceptBaseによる企業内の情報共有の話などについても述べられた。
最後に、「特にここ数年は競争に引きずられすぎた、これからは自分達の、夢や理想を一太郎に詰めて、消費者に喜んでもらえる製品を作りたい」と結んだ。
□ジャストシステムのホームページ
http://www.justsystem.co.jp/
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('99年9月24日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]