松下電器産業株式会社と、米SanDisk、株式会社東芝は、著作権保護に対応した次世代メモリカード「SDメモリーカード」の共同開発と企画化、普及までの包括的な相互協力で同意した。
SDメモリーカードは、24×32×2.1mm(幅×奥行き×高さ)の小型メモリカードで、誤消去を防止するプロテクトスイッチを備える。SDMI(デジタル音楽著作権保護協会)の規格に対応可能な著作権保護機能を持つ。なお、SDメモリーカード用スロットは、マルチメディアカード(MMC)も利用できるという。
SDメモリーカードは、32/64MBを2000年第1四半期、256MBを2001年にサンプル出荷し、2000年第2四半期に量産を開始するという。応用機器の発売は2000年上半期が予定されている。書き換えスピードは当初2MB/秒だが、2000年には10MB/秒になるという。なお、メディアの価格については当初スマートメディアより多少高くなるとしている。
松下電器の森下社長は、スピーチ中に一瞬、小型オーディオプレーヤーを取り出した | 左から、松下電器の森下社長、SanDiskのハラリ社長、東芝の西室社長 |
他メディアとの比較 | |
左から、スマートメディア、メモリースティック、SDメモリーカード | 左から、CF、スマートメディア、メモリースティック、SDメモリーカード |
□松下電器産業のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/panasonic-j.html
□ニュースリリース
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn990825-1/jn990825-1.html
□米SanDiskのホームページ(英文)
http://www.sandisks.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.sandisk.com/pr/990825_sdcard.htm
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/1999_08/pr_j2501.htm
('99年8月25日)
[Reported by yuno@impress.co.jp / taira@impress.co.jp]