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レンズはカールツァイス“バリオゾナー”を採用

ソニー、光学5倍ズームとUSB端子を備えたCyberShot

'99年9月21日 発売

標準価格:125,000円

連絡先:デジタルスチルカメラ
    テクニカルインフォメーションセンター
    Tel.0564-62-4979


 ソニー株式会社は、光学5倍ズームのカールツァイス“バリオゾナー”レンズを採用し、USB端子を備えた211万画素デジタルカメラ「CyberShot DSC-F505K」を9月21日から125,000円で発売する。
 記録メディアはメモリースティックで、4MBのメモリースティックが付属する。

 デザインは従来モデルから一新された。CCDは、1/2インチ211万画素、原色フィルタ。レンズは、35ミリ換算で38~190mm相当(F2.8~3.3)の光学5倍ズームと、デジタル2倍ズームを備える。フィルタ径は52mm。レンズ部は、上90度下50度の回転機構を備え、側面に「ホワイトバランス」、狙った被写体に露出を会わせる「スポットメーター」、「マクロ」などの各種ボタンを備える。AFに加え、マニュアルフォーカスにも対応しマニュアルフォーカスリングを備える。また、レンズ上部には、3段階の自動調光機能を持つフラッシュを搭載する。
 光学ファインダーはなく、透過式と反射式の両方の機能を持つハイブリッドLCDを採用した液晶モニタのみ。バッテリはインフォリチウムで、駆動時間は静止画撮影で約60分/最大1,100枚、動画で約70分。本体サイズは107.2×135.9×62.2mm(幅×奥行き×高さ)、重さ約435g(バッテリ含む)

 画像解像度は、UXGA(1,600×1,200ピクセル)、XGA(1,024×768ピクセル)、VGA(640×480ピクセル)。起動時間は、約2.5秒(バッテリ交換後の初回起動時は約5.5秒)、書き込み速度は約4秒(UXGA)。MPEG-1による動画と音声の記録機能も備え、320×240ピクセルおよび160×112ピクセルの記録モードが選択可能。64MBのメモリースティックを使用した場合、160×112ピクセルで最大42分40秒の動画が記録できる。

 インターフェイスは、USB、シリアル、AV出力(NTSC/PAL)を備える。USB端子は独自の小型コネクタを採用し、利用にはオプションのパソコン接続キット「DSKIT-US5」(9,800円、Windows 98/Mac OS 8.5対応)が別途必要。

 オプションとして、0.7倍の「ワイドコンバージョンレンズ」(VCL-MHG07、15,000円)、NDフィルターとレンズを保護するMCプロテクタのセット(VF-52MA、4,000円)や、偏光フィルターとMCプロテクタのセット(VF-52PK S、7,000円)、専用ソフトケース(LCM-F505、4,700円)が用意される。なお、FDDでメモリースティックを読み書きできる「MSAC-FD1A」が11月1日から12,000円で発売される。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/DSC/NEWMODEL/

('99年8月23日)

[Reported by taira@impress.co.jp]


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