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DDI、64K PIAFSサービスを7月末から提供
対応端末が三洋電機から発売

【PHS-J80】
【MC-6550】
'99年7月末サービス開始

連絡先:
DDIポケット電話グループ
 64Kデータ通信について
 Tel.0077-23-050-779
 一般の問い合わせ
 Tel.0077-23-892-050
サンヨーレインボーコール
 Tel.0120-398-634
SII 移動通信システム部 MC営業課
 Tel.043-211-1297


 DDIポケット電話グループは、PHSデータ通信の共通規格である「PIAFS 2.1」に準拠した「α-DATA64」による64kbps対応のサービスを7月下旬から全国で一斉に開始する。α-DATA64は、64kPIAFSによる64kbpsの通信に加え、従来の32kPIAFS、無線インターネット/モデムにも対応する。64kbps通信時の料金は未定としているが、接続スピードが動的に変化する方式を採用した事から、従来と同等になると予想される。

 α-DATA64では、データ通信時に回線が混雑すると32kbpsへ自動的に転送レートを下げ、回線に空きができると64kbpsに自動的に復帰するベストエフォート機能を持つ。また、通話中には、別の基地局をサーチし、より安定した基地局に切り替え、ハンドオーバー性能を従来の1/4~1/20(約0.1~0.5秒)に短縮し、音切れの少ない通話を可能にしたという。

 同時にDDIポケット電話グループはα-DATA64などの機能を持つ「(エッジ)」端末を発表した。「エッジ」端末は、α-DATA64に対応し64kbpsのデータ通信ができるほか、PメールDXによるインターネットメールの送受信、ハンドオーバー性能を向上したツインウェーブ機能に対応する。三洋電機株式会社から7月26日にエッジ端末「テ・ブ・ラ パスカル(PHS-J80)」(オープンプライス、店頭予想価格5,000~7,000円程度)が発売されるほか、セイコーインスツルメンツ株式会社(SII)からα-DATA64対応PHSデータ通信PCカード「MC-6550」(オープンプライス、店頭予想価格17,000~18,000円程度)が7月30日に発売される。

【PHS-J80の主な仕様】
・本体外形(幅×奥行き×高さ):39×18×119mm
・重さ:約69g
・連続待ち受け時間:約700時間
・連続通話時間:約6時間
・充電時間:約6時間

【MC-6550の主な仕様】
・形状:PCMCIA Type2 PCカード
・通信時消費電力換算:65mW(3.3V動作時)、100mW(5V動作時)
・対応機種:Windows 95/98/NT 4.0/CE、MacOS 8.1以降(各種PDAは現在評価中)
・通信速度:

□DDIポケットグループのホームページ
http://www.ddipocket.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ddipocket.co.jp/news/h110712.html
□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/9907news-j/0712-1.html
□SIIのホームぺージ
http://www.sii.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sii.co.jp/release/mc6550.html

('99年7月13日)

[Reported by taira@impress.co.jp]


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