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　ソニー株式会社は、平面ブラウン管を採用し、最大25度のチルト機能を搭載したTVチューナー内蔵17インチディスプレイ「HMD-H200」を7月20日から発売する。本体色は、ナチュラルピンクとナチュラルブルーの2色が用意される。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は8万円を切る程度。従来型のディスプレイシリーズとは異なる、デザインやTV視聴などの付加価値を備えた新シリーズとして展開したいとしている。

　ソニーのディスプレイの新しいアーキテクチャー“Ergonomic Angle”に基づき最大25度のチルト機能と、従来機種より5cm低い画面位置が特徴。また、CPD-17MSの後継機にあたり、地上波TVチューナーと2系統のビデオ端子（RCAのみ）、バスブースト機能を備えたステレオスピーカーを内蔵する。パソコン画面上の任意の位置にTV画面を表示するMiniTV機能も継承され、大／中／小の3段階から選択できる。

　ブラウン管はCPD-G200Jと同等のARコーティングされたFDトリニトロン管を採用、OSDも1つのボタンで操作できる“ディスプレイマウス”を採用している。

【主な仕様】
・ブラウン管：17インチFDトリニトロン管
・走査周波数：水平 30～70kHz、垂直 48～120Hz
・信号入力：アナログRGB
・消費電力：PCモード 150W（最大）、TVモード 100W（標準）
・本体サイズ：411.5×474×390mm（幅×奥行き×高さ、チルト角25度時）
・重さ：約22kg

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/199906/99-0623/index.html

('99年6月23日)

[Reported by taira@impress.co.jp]