全モデルにi.Link端子を装備

ソニー、CPUなどを強化したVAIO Lシリーズ

'99年6月5日 発売

標準価格:オープンプライス
店頭予想価格 PCV-L710/BP 35万円前後
       PCV-L510/BP 30万円前後
       PCV-L310/BP 26万円前後

連絡先:
VAIO カタログセンター
Tel.03-5454-0700


 ソニー株式会社は、CPUなどを強化し、全モデルにi.Linkを備えた「VAIO Lシリーズ」を6月5日から発売する。CPUは、Pentium III 550MHzを搭載したPCV-L710/BPと、Pentium III 450MHz搭載のPCV-L510/BP、Celeron 433MHzを搭載したPCV-L310/BPが用意される。価格はすべてオープンプライスだが、店頭予想価格は、PCV-L710/BPが35万円前後、PCV-L510/BPが30万円前後、PCV-L310/BPが26万円前後の見込み。

 最上位のPCV-L710/BPでは、メモリが128MB(最大256MB)に強化されたほか、HDDはそれぞれ13GB(L710/BP)、8.4GB(L510/BP)、6.4GB(L310/BP)に強化された。i.Link端子は従来のPCIカードからマザーボード上へ移され、本体前面に4ピンコネクタ、背面に6ピンコネクタを装備する。また、メール着信時に点灯する「インフォメーションランプ」が、新たに「PostPet」に対応した。ディスプレイは、従来モデル同様1,024×768ドット14.1インチ専用液晶が添付される。
 付属VAIO専用マウスにスクロール機能が付いたほか、温度に応じてCPU/電源ファンを必要最低限のスピードで回転させることにより、ファンノイズを低減したという。なお、専用マウス単体での発売は未定。本体サイズは、158×302×335mm(幅×奥行き×高さ)、重さ約5.4kg。

 ソフトウェアは、NetBEUIに加えTCP/IPにも対応したSmart Connect Ver.2.0、最大480×360ドットのプレビューに対応したSmart Capture Ver.2.1がプリインストールされ、QuickTime 3.0 Basic、Real Player G2が新たに追加された。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCV-L710/

('99年5月27日)

[Reported by taira@impress.co.jp]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp