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日本電信電話株式会社(NTT)は、世界で初めてType2のMPEG-2リアルタイムエンコーダPCカードを開発したと発表。'99年秋頃商品化できる見込みとしている。価格は未定だが、30万円程度の見込み。
NTTで独自に開発した1チップMPEG-2エンコーダ用LSI「SuperENC」と、新たに開発したCardBusインターフェイスとエンコード制御用機能などを1チップ化したLSIを組み合わせることで、PCカード化を実現したという。本体はType2のPCカードのほか、S-Video、Video(RCA)、Audio(RCA、L+R)入力端子を備えた外部ボックスが付属する。なお、ハードウェアによるエンコードは画像のみで、音声はソフトウェアで処理する。そのほかの仕様は明らかにされていない。
同社では、コンテンツ制作者、放送事業者などのプロフェッショナルユースに限らず、一般のPCユーザーもターゲットにするとしている。
なお、この開発品は4月17~22日(現地時間)に米ラスベガスで開催される全米放送協会の展示会「NAB MULTIMEDIA WORLD」に参考出展される予定。
□NTTのホームページ
http://www.ntt.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://info.ntt.co.jp/news/news99/9904/990415a.html
('99年4月15日)
[Reported by taira@impress.co.jp]