米Appleは、'99年第2四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比9%増の15億3,000万ドルで、純利益は前年同期比約2.5倍の1億3,500万ドルと大幅な増収増益となった。
第2四半期の業績にはARM Holding plcの200万株の売却益5,000万ドルと、製造部門の改善費用800万ドルが含まれる。これらを除いた純利益は9,300万ドル、1株当たり60セントの見込み。
黒字の計上は、6四半期連続。1株当たりの純利益も前年同期の38セントから84セントに増加した。
また、iMacとPower Macintosh G3の好調な売り上げにより、第2四半期の出荷台数は対前年比27%増となった。これはIDCが予測する全世界の業界成長率14%を上回るとしている。
同社のスティーブ・ジョブズ暫定CEOは、「iMacの需要は我々の楽観的な予想を上回り、ZD Storeboardによれば米国の店頭および通販市場のデスクトップパソコンでのアップルのシェアは12.5%に達した」とリリースで述べている。
□Appleのホームページ(英文)
http://www.apple.com/
□ニュースリリース(和文)
http://www.apple.co.jp/news/1999/apr/15results.html
□ニュースリリース(英文)
http://www.apple.com/pr/library/1999/apr/14results.html
('99年4月15日)
[Reported by taira@impress.co.jp]