ワークパッド片手にプレゼンテーションをする堀田一芙取締役 |
連絡先:ダイヤルIBM
Tel.0120-04-1992
|
IBM Linuxサポート・センターは、インテル及び五橋研究所の協力によりハードウェア、ソフトウェアに関する技術サポート、データの蓄積などを行なう。IBMはPentium III Xeonをはじめとした32bitアーキテクチャだけでなく、IA-64に向けてUNIX、Linuxの早期対応を実現する一環として今回のセンターを立ち上げたとしている。このほか、同社のredhat Linux稼働認証マシンの情報公開なども行なわれる。6月には「Linux Web DB」も開設され、蓄積した情報、デバイス/ドライバ情報などをユーザーに提供していく。立ち上げ当初は数人の技術者で運営するが、徐々に人員を強化していくという。
また、日本IBMのLinuxに関する対応の一環として、同社ホームページ上に「Linux情報提供ページ」を開設したほか、全国700の学校/学術機関/ソフトハウスなどを対象とした会員制サイト「Academic Web」もスタートしている。
発表会ではPentium III Xeon 500MHz搭載の「Netfinity 5000/3000」など新機種、ラインナップの発表が行なわれたほか、IntelのProfusionを使った8ウェイのSHVサーバーの開発意向も明らかにされた。
Pentium III Xeon 500MHz搭載機の発表ということもあり、会場にはIntelの取締役副社長を務めるジョン・アントン氏が挨拶を行ない、ハイエンド向けアーキテクチャのロードマップを公表した。これによると64bitアーキテクチャのMercedを2000年に発表するが、IA-64と並行して現行のIA-32製品も強化していくとしている。
('99年4月7日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]