IBMとシャープがモバイル分野で協業

発表会
'99年3月24日 発表



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 米IBMシャープ株式会社は、IBMの提唱する「パーペイシブ・コンピューティング」に関して協業関係を結び、関連製品の開発を行なっていくことを発表した。

 「パーペイシブ・コンピューティング」とは、チップの小型化/省電力化により、これまでPCを使って行なっていた作業を、PC以外のPDAや携帯電話などの小型情報端末で簡単に行なうことができるようなネットワーク構想のこと。当初は小型携帯端末などノートパソコンの代替商品が対象となるが、将来的には冷蔵庫や電子レンジなど家電製品をも含めた身の回りすべての製品がネットワークとして繋がり、誰でもいつでも簡単に情報にアクセスすることができるようになるという。

 今回の協業に関しては、モバイル分野に関する技術協力や連携を行なうというもので、第1段階としてIBMが、ビジネスザウルス用のソフトウェアの開発、及びザウルスからノーツサーバーにアクセスし、データの同期をとると言ったシステムの開発をおこなう(右写真上が今回デモとして公開されたもの)。スケジュールとしては'99年第3四半期を目標としているという。
 また第2段階では、ネットワーク機能を搭載したJavaベースの次世代PDA(右写真下の様な機能を実現する)を共同開発する予定としている。

□日本アイ・ビー・エムのホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ibmlink.japan.ibm.co.jp/cgi-bin/PREScgiDep.pl?docid=PRES1245&caps=N&perc=90&keywords=
□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/sc/gaiyou/news/990324-1.html

('99年3月24日)

[Reported by funatsu@impress.co.jp]


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