米Apple、Mac OS Xサーバーの基本部分をオープンソース化

'99年3月17日 発売


 米Apple Computerは現地時間の16日、Mac OS X Serverの基本部分をオープンソース化した「Darwin」を発表した。同社のホームページで登録したデベロッパは、数週間後から無償でホームページからDarwinをダウンロードすることができる。
 同社のソフトウェアエンジニアリング担当アビ・テバニアン上級副社長はリリースの中で、「オープンソースコミュニティとともに、Mac OS X Serverの機能を拡張し、性能と品質を向上させたいと考えている」と述べている。

 Darwinは、Mac OS X Serverの基本部分に含まれ、Mach 2.5マイクロカーネルの拡張版、BSD 4.4 OS、AppleTalk、HFS+ファイルシステム、Netinfoから構成される。

 なお、Mac OS X Serverも499ドルで同日発売開始された。Mac OS X ServerがプリインストールされたMaintosh Server G3の価格は4,999ドル。

□米Apple Computerのホームページ(英文)
http://www.apple.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.apple.com/pr/library/1999/mar/16opensource.html
□ニュースリリース(和訳)
http://www.apple.co.jp/news/1999/mar/16opensource.html

('99年3月17日)

[Reported by taira@impress.co.jp / Watchers]


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