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日本電信電話株式会社(NTT)は、DSU「INSメイトV-30DSU」のうち、'98年12月までに製造された製品で、アナログポートから発信できなくなる不具合が発生する場合があることを明らかにした。不具合の解消には、ファームウェアのアップデートが必要だが、バッテリを抜いてから電源を入れ直せば、一時的に不具合は解消するという。なお、不具合が発生した場合もデータ通信は可能としている。
不具合が発生する製品は、INSメイトV-30DSUのうち、本体底面にあるバーコード上部中央の4桁数字が「9809」~「9812」のもの。これらの製品で「ナンバー・ディスプレイサービス発信番号通知機能」、「内線転送」、「疑似コールウェイティング」のいずれかの機能を利用した場合、ソフトウェアの不具合によりメモリが一杯になり、アナログポートからの発着信ができなくなる場合があるという。
不具合を解消したファームウェアは、同社のホームページで公開されているほか、サービスマンによる無償の出張ファームウェア変更サービスも用意される。
なお、公開されたファームウェアは、不具合が解消されたほか、「発信規制機能」、「受話器はずれ警報機能」が追加された。
□NTTのホームページ
http://www.ntt.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://info.ntt.co.jp/news/news99/9903/990305.html
□修正ファームウェアのダウンロード
http://ced.nttca.com/isdn/v30k.htm
('99年3月8日)
[Reported by taira@impress.co.jp]