ヤマハ株式会社は、Pentium III対応のソフトシンセサイザー「Poly-VL」を開発した。演算によって楽器の発音構造をシュミレートする「VA音源」で、同社のソフトシンセ「S-YXG100」用のプラグインとして動作する。発売時期や価格は未定で、当面はPCメーカー向けのOEMが中心となるという。
Pentium IIIに搭載された新命令「ストリーミングSIMD拡張命令」を利用することで演算速度が向上し、従来製品「S-PLUG100-VL」では1音のみだった同時発音数が最大8音に増えた。推奨CPUはPentium III 450MHz以上で、「S-YXG100」のWaveTable音源(同時発音数128音)と「Poly-VL」のVA音源(同時発音数8音)を同時に利用できるという。
□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/99021801.html
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【'98年12月18日】ヤマハ、音源を追加できるソフトシンセサイザー
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/981218/yamaha.htm
('99年2月19日)
[Reported by shiina@impress.co.jp]