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　富士通株式会社は、デスクトップPC「FMV-DESKPOWER」シリーズをモデルチェンジし、12機種26モデルを29日より順次発売する。今回から全機種がオープンプライスとなった。従来通り、コンパクト、デスクトップ、マイクロタワーの3シリーズが用意される。

　今回の新機種では、CPU、マウスが強化された。CPUはCeleron 366/400MHzを中心に、AMD-K6-2/350、Pentium II 400MHzを搭載。マウスは全機種がスクロール機能付きとなった。
　また全機種で、加入手続きなしでInfoWebを5時間利用できるほか、正式加入後3カ月無料のサービスが実施され、メールソフトも付属するなどインターネット関連も強化された。

　全機種共通でメモリ64MBとHDD 6.4GBに仕様が統一されるなど、シリーズとしての構成はさらにシンプルとなった。また、ディスプレイもシリーズで統一されており、17インチCRTディスプレイはすべてフラットタイプのダイヤモンドトロンに、15インチ液晶ディスプレイは、USBハブとステレオスピーカーを内蔵した広視野角TFT（上下左右160度）となる。

●縦横置きできるコンパクトモデル「Cシリーズ」全6機種

・想定市場価格：10万円台後半から30万円台後半

　スペースに合わせて縦置き、横置きができるモデル。いまやDESKPOWERの主力モデルとなっている。CPUのバリエーションは一番広く、Celeron 400MHz、K6-2/350、Pentium II 400MHzが用意される。
　K6-2/350モデルのみ15インチCRT付きモデルも用意されるが、その他は15インチTFT液晶または、17インチCRTのいずれかとのセット。なお、最上位のPentium II 400MHzモデルは15インチTFT液晶セットのみでCRTセットは用意されない。

●横型のデスクトップモデル「Sシリーズ」全3機種

・想定市場価格：20万円台前半から30万円台前半

　Celeron 400MHzとPentium II 400MHzを搭載。Celeronは15インチと17インチのCRT、Pentium IIは17インチCRTとのセットモデルのみ。

●マイクロタワー「Mシリーズ」全3機種

・想定市場価格：10万円台後半から20万円台後半

　フロントアクセスできる5インチベイなど拡張性が必要な用途に向くタワーモデル。本体の仕様は共通で、Celeron 366MHzを搭載。15インチCRT、17インチCRT、14インチTFT液晶のセットが用意される。

□富士通のホームページ
http://www.fujitsu.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/news/1999/Jan/27-3.html
□製品情報
http://www.fmworld.ne.jp/product/hard/dp/index.html

('99年1月27日)

[Reported by date@impress.co.jp]