米Intel、第4四半期は売り上げ/利益とも過去最高

'99年1月12日 発表(現地時間)



 米Intelは、'98年第4四半期の売り上げ、純利益、1株当たり利益、および出荷数がいずれも過去最高の売り上げを記録したと発表した。これにより、'98年度の売り上げも263億ドルと前年同期比で5%向上し、過去最高となった。

 年度で見ると、CPUなどの出荷数量が10~12月期に史上最高を記録したことが貢献し、売り上げ増は12年連続。しかし、純利益は販売競争の激化もあり、12.6%減の約60億6,800万ドルの減益となった。
 売上高全体に占める各地域の割合を見ると、日本が前年の10%から7%に低下したのが目立つ半面、米国が同44%から45%に、ヨーロッパが同27%から28%に、アジア・パシフィックが19%から20%にそれぞれ伸びた。

 同社のクレイグ・R・バレット社長兼CEOは、「'98年の市場は荒れ気味だったが、Intelは12年連続で売り上げ増加を達成することができた。'98年第4四半期は、北南米、ヨーロッパ、アジア・パシフィックで過去最高の売り上げ高を記録した」と語った。

□米Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/Cn011299.htm?iid={whatsnew=Q1earnings}

('99年1月13日)

[Reported by taira@impress.co.jp]


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