東芝、A4ノートの新機種と「SS 3010」のアプリ搭載モデル

'98年11月7日から順次発売


 株式会社東芝は、オールインワンA4ノートPC「DynaBook Satellite 2510シリーズ」8モデルを11月14日から、スリムB5ノートPC「DynaBook SS 3010」のアプリケーション搭載モデル「CTA」を11月7日から発売する。

●DynaBook Satellite 2510シリーズ

DynaBook Satellite 2510  2510シリーズは、オールインワンA4ノートPC「DynaBook Satellite 320/310シリーズ」の後継シリーズにあたり、外形寸法が309×259×39.9~43mm(幅×奥行き×高さ、DSTNモデルは最薄部も43mm)と薄く小さくなり、デザインが一新された。重量は約3.0kg(CD-ROM非搭載モデルは約2.8kg)。機能的にはACPIに対応したほか、内蔵スピーカーをボックスタイプにしバスレフダクトを備え音質を改善した。

 全モデルともCPUはMMX Pentium 266MHzで、HDD 4.3GB、800×600ドット表示の12.1インチ液晶を備え、ポインテイングデバイスはスティックタイプのアキュポイントを搭載している。PCカードスロットはType2×2またはType3×1、バッテリ駆動時間は2時間となっている。

 コンシューマ向けモデルとしては、TFTモデルの「CDTA」と、DSTNモデルの「CDSA」の2モデルが用意される。OSはWindows 98。Word 98とExcel 97などがプリインストールされており、メモリを64MB、24倍速CD-ROMドライブを搭載する。また、V.90/x2両対応のPCカードモデムが標準添付される。いずれもオープンプライスだが、実売価格は「CDTA」が27~28万円、「CDSA」が24~25万円が見込まれている。

 コンシューマ/企業両方向けにアプリケーションを搭載しないモデルも用意される。メモリを32MB、24倍速CD-ROMドライブを搭載。標準価格はTFTモデル「CDT」が298,000円、DSTNモデル「CDS」が258,000円。それぞれに、Windows 95搭載モデルとWindows 98搭載モデルが用意される。

 また、企業向けとして「CDT」からCD-ROMドライブを取り除いた「CT」も用意される。標準価格は288,000円となっている。

DynaBook Satellite 2510 DynaBook Satellite 2510 DynaBook Satellite 2510
 閉じたところ。中央部がなだらかなスロープをえがいている。  改良されたスピーカー。左右とも中央よりにバスレフダクトを備えている。  後部から見たところ。

□アプリケーション搭載モデルの製品情報
http://www2.toshiba.co.jp/pc/catalog/satellit/s2510ap/index_j.htm
□アプリケーション非搭載モデルの製品情報
http://www2.toshiba.co.jp/pc/catalog/satellit/s2510/index_j.htm

●DynaBook SS 3010CTA

DynaBook SS 3010  B5スリムノートの「DynaBook SS 3010CT」にWord 98やExcel 97のほか、「筆ぐるめ」、「駅すぱあと」、「PostPet」などのアプリケーションをプリインストールしたモデル。オープンプライスだが推定実売価格は従来モデルから2~3万円高い28~29万円が見込まれている。

 ハードウェア仕様は変更されていないが、従来モデルでは初回起動時にWindows 95/98のどちらかを選択できたOSが、Windows 98のみの搭載となった。

□製品情報
http://www2.toshiba.co.jp/pc/catalog/ss/ss3010/index_j.htm
□関連記事
【8/12】東芝、DynaBookSS 3000シリーズにWindows 98搭載
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980812/toshiba.htm

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/

('98年11月5日)

[Reported by furukawa@impress.co.jp]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp